Thursday 27 May 2010

今日は金曜日・・・か?

先日いつものように朝食の準備をしながらBBC3を聴いていたら(もしくはBBC3を聴きながら朝食の準備をしていたら)、ラジオのパーソナリティーが曜日を間違ってリスナーに指摘されておりました。
私、今日は金曜日だとずーっと思っていたのですが脳内のみの放送だったため誰にも指摘してもらえず、夕方息子に言われて始めて気づきました。

木曜日はいつも『2人英語部』の日で、お友達の女の子(などと言ったら失礼かしら。ひとまわり以上も年下なのに私よりうんとしっかりしているのです)が我が家に来てくれて二人で語彙を増やす勉強をするのです。今日も共に勉強し、しっかりと20個語彙を増やした(?汗)のだから木曜日に決まっているのに。

でも、ということは土曜日までまだあと1日あるということ。よかった。
毎日が飛ぶように過ぎるのはいいことだけど、時々振り返って確認する時間も必要です。
明日は振り返って確認する日にします。

(まだ日付けは替わっておりませぬが、早速振り返って確認:”夕ごはん食べ過ぎた。”)

Wednesday 26 May 2010

そろそろイースト菌が恋しい

毎日毎日、時には日に2度、作り続けたソーダブレッド。
初回に比べるとずいぶん上達しました。(自画自賛)

毎回粉の配合を変えてみたり、バターミルクで試したり、生クリームを加えてみたり、ヨーグルトの種類を変えてみたりしてぴったり好みの組み合わせを探索(?)したけれど、今のところ家族にも好評で私自身も気に入っているのは、粉は白と全粒粉を五分五分にして普通のヨーグルトを使ったもの。ギリシャ風ヨーグルトほどではないけれどYeo Valleyのヨーグルトくらいクリーミーなものが良いようです。
我が家のオーブンを使用した場合の適温や焼き時間はしっかり会得したので何を使っても大丈夫。


明日もう一度作って、それでしばらくソーダブレッド作りはお休みするぞ。

Tuesday 25 May 2010

夏が来ると食べるパスタ

本日は曇りで空気もひんやりとしていますが、ここのところイギリスでは珍しく好天が続いていました。
週末から昨日にかけては毎日30度くらいになって暑かった。だけどカラリと乾燥しているのでとても気持ちがいいのです。
私の家の近くには学生の寮がいくつか点在しているので、逆ヴァンパイアの若者でうじゃうじゃ。なんだかいつもより人口密度が高いように感じるのは気のせい?シャツを脱いで闊歩する若者もおり、お腹が樽のようにまあるく出ていても、刺青だらけの腕とともに樽を露出しているオヤジーデ達もいました。

さて、夏になると食べたくなるもの、それはトマト。
価格も下がり、味も香りもたまらなくよいトマトを求めて昨年は毎日のように八百屋さん通いしていました。
そんな、トマトがおいしい季節によく作るSpaghetti with Uncooked Tomato, Rocket and Olive Sauce。
Jamie's Dinnersの中からのレシピです。ウェブでもレシピが見つかるかなあと思ったのですが、残念ながらなしでした。
ようするに、たっぷりのトマト、オリーブ、ルッコラとバジルやオレガノなどのハーブなどを混ぜて、塩+黒胡椒、オリーブ油、バルサミコ酢で味を整えてソースを作り、そこに茹でたてのアツアツのスパゲティを投入して混ぜるだけ。
すぐ食べてもいいし、冷たく冷やしてもおいしいです。私はスパゲティではなくカッペリー二を使ったりもします。素麺みたいで暑い時にぴったり。

こちらのうどんもすごくおいしそうっ。
確かにこれなら飽きずに毎日いけちゃいそうだなあ。

Thursday 20 May 2010

黒胡麻ソーダブレッド

全粒粉のソーダブレッドに黒胡麻を入れてみました。
うん、合うと思う。
たくさんある黒胡麻をこれで使い切ることができそうです。

息子のランチに、マスタードハム+チェダーチーズ+ベビーリーフでサンドイッチ。
ワックスペーパーで包み、ランチボックスに入れます。
りんごも1個入れておくからちゃんと食べておいで。

Wednesday 19 May 2010

毎日食べても飽きないもの

以前の職場で、最後の晩餐には何を食べたいかという話しをしたことがあります。
でもこの場合の”最後”の晩餐って”最期”の晩餐ですよね。縁起を気にする気の小さい私は、そんなことを口にするのがこう、なんというか居心地悪いので(knock on wood)、質問を変えて茶助に聞いてみました。

「1ヶ月間毎日同じものを食べなければならないとしたら何がいい?」

彼の答えは「カレーかパスタ」でした。
私は断然カレー。
パスタも好きだけど、カレーはおそらく本当に毎日3食でもいけると思います。
ただ、日本のカレーはルーもお米も重くてもたれるので3食はむずかしいかな。。。
(たまに食べるのはもちろん大好きです。)
ごはんはバスマティライスで、サラッとしたインド系のカレーなら1ヶ月間33食、いけるかも。

今朝のこと。
息子ははちみつをかけたパンケーキを、夫はお茶漬けを朝ごはんに食べていました。
私は昨夜の残りの緑レンズ豆のカレーがあったので、それを少ぅし。
すると夫が言うのです、
「僕もレンズ豆は好きだけど、朝からカレーは無理だなあ。」

ちょっと。ちょっとちょっと。
(すみません、日本時間が2007年で止まっている我が家ではまだ死んでないんです、このセリフ)
夫よ、1ヶ月間毎日3食ってことはもちろん朝食も入るんだよ。
おやつにでもしようと思ってたの?

ちなみに毎日でも食べれるものを聞いたら
「チーズケーキ」
ということでした。
きっと本当だと思う。自分で作ったライム風味のチーズケーキ、ホールのおそらく半分以上は1人で食べてましたもん、あのお方。朝ごはんの後に食べて夕食後にも食べてた。
私は毎日でも食べれるものはアボカドかな。
あ、あともちろんカレーも。(ははは・・)

さて、冒頭の職場での話ですが、同僚達の答えは1人はパン(彼女はパンが大好きなのだそう)、もう1人はお鮨(この方はたいへんなグルメです)ということでした。
茶助に聞いてみたら、ステーキとシーザーサラダとのこと。
私は・・・・・
さあねぇ。。。
そのうち考えてみます、気が向いたら。

Tuesday 18 May 2010

牛肉とレンズ豆のマスタード風味


またですか。

またポットラック会議ですか。
      キミの上司はそんなに経費節約したいのですか?
で、今回は何を作るのですか?

これです。

HughのRiver Cottage Everydayからのレシピ、
”Beef with mustardy lentils and mint”
ローストビーフ、レンズ豆、玉葱、セロリ、そしてミントが入っています。
少し味見させてもらいましたが、とっても私の好きな味です。
口に入れて少しすると、ふわっと広がるイングリッシュマスタードとミントの香り。
お弁当用にとHughがすすめているだけありこれだけで十分満足できそうです。

ポットラックに、ポテトチップスしか持ってこない人もいれば毎回手ぶらで参加するツワモノのいる中、きちんと毎回手作りのものを持っていく夫のそういうところ、手抜きのできないところ、日本人であればA型と思われたでしょう。
でも彼はO型なのです。

Sunday 16 May 2010

ごつごつ重曹パン


夜がゆっくりと、そろそろその帳を下ろそうと腰を上げる頃、夕闇の中撮ったソーダブレッド。
(いえ、電気を止められているわけではありません。薄暗いのが好きなだけ)
見えにくいですが岩のようにごつごつしています。
名づけて”ごつごつ重曹パン”。

レシピではplain white flour(薄力粉?中力粉?)使用なのですが、色々違う粉で試しています。plain wholemeal flour, strong white flour, strong wholemeal flour...
ソーダブレッドの食感がこうあるべきとか見かけはこうあるべきとかすでに無視して長平べったくしてみたり、四角くしてみたり。。。

ごつごつパンは早く使い切る必要のあったstrong wholemeal flourを使いました。
今晩も、そして明日もきっと焼いていることでしょう、重曹パン。
家族に「もう飽きた」と言われるまで。

Friday 14 May 2010

ソーダブレッド

パン焼き器を持っていて毎日パンを焼いているわよという声をよく聞きます。
「だって食べ盛りの子供はハンパなく食べるし、毎日のことだから作った方が安いんだもの。」
確かに。しかもイギリスでおいしいパンを見つけるのはほんのちょっと努力が要るものね。

ブレッドメーカーかあ。。。
どちらかというとJamie At Homeで見たような煉瓦作りの窯の方が欲しいんだよなあ。。。
(どれだけ身の程知らずに高みを見てるのでしょうか、私の理想って)

マメな性格の妹は自分で天然酵母を育てているらしいのだけど、私はドライイーストを使ったパンでさえまだ作ったことがないのです。

とりあえず、River Cottage Everydayを開いてみました。
そして見つけました、めんどくさがりの私でもさっさぁと作れてしまうパン。
こちらです。

Hughの指示する温度より低めにし時間も短縮しましたが、やはりちょっと焦げてしまいました。形もいびつ。
温度と時間はtrial + errorで最適な温度を見つけるしかないなぁ。
しかし家族には好評でした。
薄力粉、重曹、塩、ヨーグルト(理想はバターミルクですが手に入りにくいので)を混ぜて焼くだけです。
こねる必要もありません。
しかし2回作ってみて思ったのですが、シンプルな材料と短い工程でできるだけに、粉の質が味に大きく影響するようです。
良い粉を使ったほうがやはり断然おいしい。

さ、これからまた明日の分のソーダブレッドを焼きます。

Thursday 13 May 2010

ネパールカレーと豆スープ


今日は鶏肉のカレーが食べたい。
そう思ってぱらぱらと雑誌や料理本をめくり、見つけました。
かなり前のエル・ア・ターブルで枝元なほみさんが紹介しておられるネパールのカレー。
あっというまにできるチキンカレーとレンズ豆のスープです。
レモンを加えるので酸味があり、酸っぱ辛い、でもポテトが少し辛味をやわらげてくれる。
バスマティライスにもよく合います。

Friday 7 May 2010

各政党とかけて○○な紐ととく:帯に短し襷に長し

昨日は英国の総選挙でした。
茶助はどの政党も支持する気になれないと言っていました。

「でもそういう考えの人が何もせずにいたからニック・グリフィンがEU議会選挙に当選するようなことが起こっちゃったんじゃないの?君みたいな人が10,000人いたら10,000票がほっぽかれた当選宝くじみたいなことになるんだよ。(ここ、本人もうまく説明できなていないのは自覚しております) つまり最悪なものを避けるためにも君の1票を有効利用するべきではないのか?」
などと、私より政治に1000倍詳しい殿方に向かって諭しを試みる私。

結局、職場の極右支持者の1票を無効にする為だけに投票することにしたらしく、郵便で投函していました。

選挙の結果はニュースの通りです。

「今日は何するの?」
といういつも通りの茶助の質問に
「荷物をまとめてイギリス出ます。」
と答えると、
「僕が帰るまで待っててくれる?」

冗談はさておき、さて、どうなることやら。

個人的に今日のハイポイントはこれこれです。
緑の党が1席でも獲得したというのにはへえーっ!と思いました。
そしてイギリス国民党(BNP)、当然でしょう、この結果。

去年の欧州議会選挙でBNPが2議席も獲得した時、英各メディアは大騒ぎでした。
あるサイトでは
「誰しもに言論の自由という権利があるが、我々はファシストをこの対象の例外とする。」
と強い言葉で断定していました。
ニック・グリフィンに卵を投げつける人がいました。
例えBNPを支持していなくともこういったことに反感を持った人もいたかもしれません。

しかしある思想が人権を無視した極度に偏ったものであるとき、さらに罪もない人々に危害を及ぼす恐れが明白であるとき、その芽は育つ機会や繁殖する可能性を与えられるべきではないのではないでしょうか。ほんの7、80年前に何が起こったか、歴史を顧みればそれは明白なのでは?
今は誰も本気で相手にしていないし、脅威になりえるとは夢にも思わないとしても。

さ、それはおいといて、とりあえず目の前の問題は明日のお弁当をどうするかですよ。
昨日Abel&Coleからかなりの食料や生活用品を宅配してもらったので今日は買い物しないつもりだったのですが、少し買い足ししないといけないかなあ。。。
というわけでお昼ごはんを食べて出かけて参ります。

追記:自分で考えるのが面倒なので○○の中には好きな言葉を入れてください。

Thursday 6 May 2010

賭け

私は今ひそかに賭けをしています。
それは、私が昨日郵便局で送付した、カリフォルニアに住む友達への誕生日プレゼントが無事に届くかどうかという賭けです。

Royal Mail、はい、評判悪いです。
郵便物の紛失、大幅な遅滞などなど、あちらこちらで読んだり耳にしたりします。
私も紛失こそまだ経験していないものの、ものすごく重要な速達書留郵便物が普通郵便よりはるかに遅れてきたあげく、ただポンとドアマットに乗っかっていたことなどあります。(署名は?ねえ署名は?)

(※書留郵便だからネットで追跡できるはずなのにイギリスのサイトで追跡不能だったのです。この件でRoyal Mailに電話をしたら日本側の責任と言われたのですが、日本郵便のサイトではちゃんと追跡できたのです。結局はイギリスに到着してからきちんと入力されていなかったことが原因でした。大阪の、イギリス発送前の最終取扱いをされた場所で問い合わせの電話に対応して下さった方、日本がいかにきちんとしているかを再認識させて下さいました。もう素晴らしいのひとことに尽きます。)

でもParcel Forceよりは5.5倍くらいましだと思います。
こちらはシステムがものすごくいいかげんで、カスタマーサービスでさえあてにならないのを身をもって知っています。Parcel Force扱いになるような郵便物を送るのは絶対避けてねと日本の家族にも
しっかりお願いしてあります。
Royal Mailのカスタマーサービスは対応も迅速だし一応きちんとしています。

そんな機関を通じて送ったから賭けをしているのか?
いいえ、そうではありません。
プレゼントというのはパフパフ封筒に入ったメッセージとCDなのですが、こともあろうに、封をせぬまま出してしまったのです。
このイギリスからアメリカまで、はたして封をしていない郵便物が無事に届くのか?

乞うご期待。

Wednesday 5 May 2010

ウチ風ベイクドビーンズ

bakeであれどもbakeにあらず、それはbaked beans。
でも、もともとはアメリカでダッチオーブンのような鍋でbakeされていたのですよね、きっと。
カウボーイのキャンピングフードというイメージがあります。

缶詰商品を見ると白いんげん豆をトマトソースで煮込んだようなもののようですが、我が家のベイクドビーンズは赤いんげん豆で作ります。

ゆでた赤インゲン豆、トマト、にんにく、たっぷりのイタリアンパセリ、玉葱を煮込むだけ。
あればセロリを加える時もあります。

こちらはいただいきものの虎豆と赤インゲン半々で作りました。

そして煮込むときにぜひ加えたいのがコレ。

このスモークパプリカを加えるだけで数倍おいしくなります。

Sunday 2 May 2010

買ってでもするもの

若いときの苦労は買ってでもしろといいますよね。
何の不自由もない人生を送ってきたつもりはないけれど、たいして苦労もしていない私の人生。
思えばいつもまわりに助けられてばかり。
自分が誰かの役に立ったことなどあんまりないのではないかと思います。

苦労といえばこの増えたり減ったりの体重との戦いかしら。

大昔はガリガリに痩せていて、すごく厳しいテニス部で年中練習にあけくれていつも真っ黒に日焼けしていたので、ついたあだ名が『ごぼう』

それから数年ごとに体重増減を繰り返して今に至ります。
さすがに『ごぼう』に戻ることはありませんでしたが。

今は『増』のときです。

夏も目の前だし、さすがにちょっと、この肉襦袢をどうにかしないとと思います。

そこで教訓:
太っている時の不便は買ってでも楽しめ

車がない生活は便利とはいえないけれど利点もあります。
いやがおうにも歩かざるを得ず、知らず知らずのうちに有酸素運動ができるからです。

郵便局に行く⇒往復30分
リサイクリングポイントまでビン、缶、プラスチックを持っていく⇒往復30分
クリーニングを出しに行く⇒往復1時間
お気に入りの八百屋さんに行く⇒往復1時間
地元のおいしいベーコンやチーズを買いに農場へ行く⇒トータル2~3時間
散策⇒時間無制限

そして気持ちのよい汗をかいた後は、ごはんがさらにおいしい。

ん・・・?
これじゃまるでカーボンオフセットじゃないですか

プラマイゼロ

Saturday 1 May 2010

日々のこと ②

午前中に禅の修業(※家事のことです)を終えた後はお昼ごはんもまたしみじみおいしく感じます。
お腹を満たして洗い物を終えたら、息子が帰ってくるまでの3時間くらい好きなことをします。
働き者のお母さんモードの時はおやつを作ったり夕食の下ごしらえなどをしますが、たいていは自分の好きなことに没頭。
春や夏なら庭いじり、インターネットでお気に入りのサイトをうろうろ、本を読む、手紙を書く、音楽を聴くなど。

音楽は決して詳しくはありませんが、けっこう節操なく色々好きです。
それで一度好きになるとしつこく聴くタイプです。
The White StirpesのWhite Bood Cellsを半年間毎日繰り返し聴き続けた時には、さすがに茶助に「いいかげんにCDプレーヤーに他のCDを入れてくれ」と懇願されました。
大好きなアルバムのひとつに、ヨーヨー・マによる演奏で収録されたバッハの無伴奏チェロ組曲があります。
何度聴いても飽きません。
聴くたびにうっとりとなり、その世界に引きこまれます。
その中でもとくに好きなのが第3番のジーグ。

年老いて耳が遠くなる前に一度は生で聴いてみたいアーティストジャック・ホワイト(色々やってますが、やはりメグと一緒のストライプスで)、ニルヴァーナ(この世にいませんが)、サン・ハウス(こちらもだ・・)、ドアーズ(あ・・・)、そしてヨーヨー・マ。
実現可能なのはジャックとマさんの2人ですが、ぜひ、ぜひ、いつかこの耳で、この目で!

実際ヨーヨー・マの演奏会に行かれたpuspamさんがとても羨ましい。。。