Friday 31 August 2012

レーズンパン

大家さんが新しいオーブンを買ってくれました。
今度のは設定温度が275度まであるので250度は余裕です。

全粒粉と白の半々で焼いてみました。
外側はサクッとして中はしっとり。とてもスライスしやすく、食べやすい。

そろそろパン作りの本を1冊買ってちゃんと勉強するべきかな。
2冊候補があるのです。

今しばし、迷うことにします。

追記:晩ごはんの材料を買いに行ったら、レジで後ろに並んでいる人がBBCの料理コンテスト番組に出ている人でちょっとびっくりしました。テレビのまんまだったもので。

Wednesday 29 August 2012

Jamie's Chorizo and Tomato Salad

Jamie Doesのアンダルシア編で彼が作っていたトマトサラダ。

オリーブオイルでじっくり炒めたチョリソの入ったフライパンにニンニクを放り込んで香りがたったら火を止め、シェリービネガーをじゅっと投入してそれ以上焼けるのをストップ。それを調味したトマトとハーブにかけます。
シェリービネガーは家になかったのでサイダービネガーを使いました。
付け合せはさつまいものマッシュなんだけど、これ、ちょっとちぐはぐだったかな。
合うと思ったんだけど。

私、チョリソ大好きなんですよね。イギリスは生ソーセージが主流なので(というか私が生ソーセージしか買ったことないだけかもしれないけど)スパゲティナポリタン作る時はチョリソを入れるのです。
日本の洋食がイギリスでスペインに出会った感じです。(できれば下條アトムさん風に)

ある日の夕ごはんでした。

Tuesday 28 August 2012

ハムチーズの全粒粉マフィン

昨日作っておいた全粒粉のマフィンの上にハムとマンチェゴチーズをのせてハムチーズマフィン。
オーブン故障中につきグリル機能が使えないので、焼き網で焼くマフィンの上でなんとかチーズをあたためようというココロミ。

このハム、400gの塊をスライスしたものですが、その都度、食べる分だけ好きな厚みに切って使えるので非常に便利だということに気づきました。M&Sで買えますー。

マンチェゴはスペインの羊乳チーズ。どうも今年はスペインに興味ムクムク状態のせいか、チーズもこのマンチェゴがものすごく気にいってます。
タパスのお店でチーズの盛り合わせを頼んだらマンチェゴにマルメロの実のジャムがのって出てきてこれがおいしかった。ジェイミー・オリヴァーがやっていたようにタイムをちらしてハチミツをとろーりたらすのも好きな食べ方です。

この全粒粉のマフィンは冷めてからそのまま食べるとぼそぼそしてイマイチなんですが、このように半分に切ってカリカリにトーストし、はちみつとバターをたっぷりぬって食べるとおいしいです。
もちろんハムチーズをのっけても、カリカリに焼いたベーコンとルッコラをはさんで黒胡椒をたっぷり挽いても、バターとマーマレードをぬっても!



ほんじつの目玉

ひさびさのアジアン食材のお買い物です。
店内には月餅もたくさん並んでいて、その缶のチープな可愛さに所有欲がムラムラと沸き、あぶないところでした。
今日買ったもの:上段左から時計回りにKaya Puff、タイ産小エビとチリのペースト、マレーシア産チリソース、韓国産出し昆布、タイ産干しエビ、香港産もち米粉、香港産タピオカ粉(※1)。

Kaya puffのカヤとはココナツジャムのことです。 マレーシアにいた頃はとくに好んで食べていたわけでもなかったのに、見たら懐かしくなっておやつに買ってきました。

もち米粉は上新粉(※2)の替わりにならないかなあと思って試し買い。

干しエビはGok Wanが彼の料理番組中これで出汁をとっていたので私もまねして使うようになりました。チリペーストを作る時にもいい旨みを足してくれます。
余談ですが、Gok、包丁さばきが見事でした。お父さんが料理人さんで子供の頃から厨房に立っていたと聞いて納得。

今日の買い物で一番のヒットかもしれないのはこのふたつ。
左のペースト、アジアン麺に入れてみたらものすっごく美味しかった!
こんなに使えるやつだとは思わなかったので、商品がなくならないうちにもう一度行って買えるだけ買っとかなきゃ!とやたらムラムラしました。(キケン・・)
チリソースはいったいどれにしようかとクラクラするほど種類があるのですが、私はついついマレーシア産を籠に入れることが多いです。ひいき目・・・かな。

あとアジアン食材を買うときもやはり原材料をしっかり確認しないと買えない性分なので、添加物が入ったものを排除していくとおのずと決まってきますね・・・うん。(まあ、できるだけ、というくらいのゆるいラインですが)
  • ※1 パッケージをよくチェックしたら中国産でした。ちなみにタピオカ粉は麻婆豆腐だとか、かに玉のあんだとか、とろみをつけたい時に使ってす。
  • ※2 白玉粉の間違いです。失礼しました。上新粉の替わりになりそうな普通の米粉はスーパーでも売ってます。実は上新粉使ったことないので替わりになるのかどうかはさだかではないのですが。。。うっかりrice flourではなくground riceを買ってしまうと使い道に困るかもしれません。(経験者)

Sunday 26 August 2012

ロレインのジンジャーブレッドパンケーキ

ロレイン・パスカルの新番組、Fast, Fresh and Easy FoodがBBCで放映中です。
先週彼女が番組中で作っていた生姜をたっぷり入れたパンケーキがとてもおいしそうだったので本日のブランチに。
本当はパルマハムを使うのですが、なぜか私パンチェッタだと思い込んでいてそちらを買ってきてしまったので今日はそちらを添えて。
バターとたっぷりのはちみつをとろりとかけて。(本当はメープルシロップ)

ロレインは揚げ焼きなのー?(汗)ってくらいたっぷりの油で焼いていたのでワタクシも忠実に揚げ焼きかーってくらいの油で焼きました。
それで外はサクサクです。中はもっとふんわりを期待していたのですがもっちりとした感じでした。
もうちょっとミルクを減らしてL卵を2個使うと私の好みの食感になるかなあという感想でした。

レシピにあるレモンゼストは時間がなくて省いたのですが、朝食には欠かさないようにしているオレンジと一緒に口に放り込んでみたら、うーん、なかなかオイシイではないですか。
今度はオレンジゼストを生地に混ぜ込んでもいいな。

作ってみようと思われた方、こちらをどうぞ。

散歩





雨続き。
その分、木々や草の緑はみずみずしく、眩しいばかり。まさに"lush"。

夏雨(?)の中休みにいつも気になっていた道を歩いてみた。
ベンチのある素敵な小川を発見。

イギリスに来て好きになったもののひとつに紫陽花がある。ここで見かける紫陽花は種類がふんだんにあり、しかもここまで育つのかと思うほどりっぱなものも少なくない。その魅力に気づいてからはすっかり気に入りの花になった。
うちでも4株育てている。そのうちのひとつは今4歳で、今年、それはそれは大きな花々をつけてくれた。色が変化しない”limelight”という種類のものだ。
散歩で見つけたこのあじさいは、花弁が白地にほんのり桃色に色づいていてとても可憐。バラにしろ、桜にしろ、こういったうすーい桃色が好みな私はカメラにおさめずにはおられなんだ。(連れのケイタイを拝借。)

この日もしっかり歩いた。
目の保養をし、明日への活力をしっかり補給。

Friday 24 August 2012

給息

先週は古いT.S.エリオットの詩集がベッドサイドにあり、今週はこれが本棚から引っ張り出されていた。どちらも夫が長いこと愛読している本だ。
妻はそれを見て”心底疲れているんだな”と思う。

私は心身の"心"が疲れているときはとりあえずウォールデンを開いてみる。
どのチャプターでもいいけれど、たいていSolitudeを読む。
数行読むうちに、落ち葉や枝を踏みしめて歩くソローの幻のような姿や、焚き火のたてるパチパチという音や、前髪からぽたぽたと落ちる雨粒や、漆黒の夜とそこに瞬く星たちや、またはきらきらとした木洩れ日が頭に浮かんでくる。それは波に身を任せる感覚に似ている。言葉が脳みそに染み込むままにし、ゆらゆらとその書き手の世界に漂う感じだ。そして、あ、治癒したな、と思う。
つい忘れがちなことを、また思い起こさせてくれたな、と。
私にとってウォールデンはそんな本だ。

心身ともにへとへとになってエンジンが切れかかっている夫と、時間が許すならこの週末また散策に行こうと思う。気分転換にと15分でも時間があればただ歩きに行く人なので、きっと喜ぶだろう。

休息が必要な人の給息だ。
私もしばし給息するとしよう。

Wednesday 22 August 2012

ストック作り

昨日は鶏のスープストックをとるかたわら、料理上手な妹が送ってくれたこの本のレシピから、きのこスープの素とたまねぎ炒めストックを作りました。

ここ1ヶ月くらい我慢していた肘の痛み、どうも自然治癒しそうにないので主治医に予約の電話をしたら、今週は緊急患者以外は診れないということ。でも予約待ちに入れてもらったら後に電話があり、二日後に診察を受けれることに。よかった。
ほんとはレントゲンとか撮ってほしいんだけどなー。
テニス肘くらいじゃ専門医/病院にまわしてはくれないだろうなー。

利き腕の肘であるため、パン生地は左手で捏ねてます。
さらに泣きっ面に蜂のごとく、設置から2年のオーブンが不調になったのでパンは直火焼きや蒸したり揚げたりのレシピに取り組んでます。

テニス肘やオーブンの故障くらいでめげてはならぬ。

ピンチはチャンス。

ソープフレーク

最近はお洗濯にはもっぱらこれを使っています。
かわいらしー界隈の、かわいらしーハードウェアストアで見つけたDri-Pak社のSoap Flakesです。
その名の通り、粉石けんです。

以前記事にしたメソッドも最初はよかったのですが、半年くらい使ってみてこれはどうもイマイチであると感じ、エコヴェールに戻そうかと思っていた時にこれが目に入りました。
4ヶ月くらい使っていますが、今のところ満足です。So far so goodです。
パッケージは厚紙ですので使用後は紙リサイクルに。

でもやっぱりシャボン玉石けんの粉石けんスノールにまさるものはないわー。
あれで洗うと汚れ落ちは抜群の上、洗い上がりが柔らかかった。

Wednesday 15 August 2012

Apple&Cinnamon Swirl

ブラムリーアップルでジャムを作っておいたのを使って林檎とシナモンのパン、できました。

絆?

母の愛犬、ウシです。
妹が休暇で実家に帰った際に撮って送ってくれました。

妹曰く、

「リードから離してやってもどこにも行かないでじーっと側にいるよ。」

という母の言葉を信じて、丘の上の公園まで散歩に連れて行った際に放してやったら「ものすごい勢いで崖っぷちまで走って行きやがった!」そうです。

ウシ、母の前ではいい子なんだね~。(笑)

Tuesday 14 August 2012

Ham&Cheese Buns


私が20の頃から1年と4ヶ月働いていたパン屋さんの人気商品のひとつ、”ハムチーズ”をおぼろげな記憶を手繰り寄せつつこしらえてみました。

冬はまだ薄暗くピーンと冷たい風の中、夏はまだ涼しく、けれど少し湿った空気の中、朝7時の出勤時間に間に合うように自転車を30分全力でこいで通っていたっけな。だけど時々寝坊して遅刻なんかもしてたっけな、なんてことを思い出しました。

Saturday 11 August 2012

miso

味噌ではなく"MISO"と書かれたこれ、英国産なのです。
こちらの会社がウェールズで作ってくれてます。
できるだけ国産のものを、そうでなければできるだけ近くで調達した素材を使ってものづくりをしたいというこの会社の姿勢が伝わってきます。
こういう会社大好き。

実はこれ、数年前から気になっていたのですが、勇気がなくて買えなかった。
だってね、ラベルのデザインがなぜか楳図かずおさんのマンガを彷彿とさせるんですもん。なぜだかわかりませんが。(『へび少女』、怖かったーッ)
今回初めて買ってみたのは玄米味噌。
甘いのでなんだかもろみを食べているよう。優しい味です。

お味噌汁。
私はいりこ出汁が一番好きなのですが、いりこも鰹も(ついでに言えば昆布も干し椎茸も)どうしても輸入になってしまう。もちろん、おいしい和食のためにはそれもいいけど、最近では、なにもいりこや鰹節にこだわらなくてもいいではないかと思うようになりました。
有機鶏でとったストックのお味噌汁もコクがあっておいしいです。
それがイギリスでのウチの味ってことで。

Thursday 9 August 2012

夏の香り

八百屋さんでこのチェリートマトを手にした時に枝からふわっと香ってきたトマトの匂いに、そうだった、今は夏だったと思い出しました。
あまりに曇りと雨続きだったので、忘れていました。

私の大好きな夏の香りです。

本当は枝付のままグリル(ソテー?)にしようと思っていたんだけど、なんだかもったいないので洗ってこのまま食べます。

つぶや記

先日近所のタパスのお店に行きました。
こじんまりとしていて雰囲気もよく、しかもおいしい。

私の誕生日に初めて行ったのを、給仕の仕事を一人できりもりしているお店の女の子が覚えていてくれました。

店内のもので持ち帰ってキッチンに飾るとしたらどれがいい?とチャッキーに聞かれたのですが、もちろん天井から下がっているりっぱなイベリコ豚のハム!


おいしいお料理も、酔っ払ってガッチャマンを歌いながら帰る私たちの記念撮影もしなかったので、お互いに贈ったカードでも撮ってみた。

いつもながらだけど、飲んで食べてよく笑った結婚記念日。

Tuesday 7 August 2012

フェニックスのミキシングボウル

 以前の記事でちょろっと書いたのですが、フェニックス社のヴィンテージのボウルです。£1.99也。この厚みといい、大きさといい、レトロな黄色いバラといい、使うほどに愛着の増す一品。

毎日パン作りに私の心は占められており、料理はここに載せるまでもないいつものやつばかり。
でもそういえば土曜日に作った肉まんは初めてにしてはよくできました。
あっという間になくなり、写真に収める間がなかったのですが。
セイロとか蒸し器の類がうちになく、苦肉の策でお湯をはったお鍋の中に逆さにしたボウルとお皿を重ねて蒸しましたが、うちで肉まんを作ってアツアツを頬張れるってすごく満たされますねー。
これはぜひセイロを買わねばですね。

Wednesday 1 August 2012

マアマイト

マーマイトが女王陛下の即位60周年を記念しておめかしした限定版”マアマイト”。
Ma'amは女性に呼びかける時の丁寧な言い方ですが、この場合もちろん女王のことですね。

裏ラベル。

当然中身は変わらないんだけど、たまには販促戦略に乗せられてみるのもいいかなと。

250g瓶なんて初めて買いました。

マーマイトって食べきるまでにとても時間がかかるからこれまで一番小さい瓶しか買ったことなかったんです。

ビーフシチューにほんの少し加えたりなど料理の隠し味に使うこともありますが、こんがり焼いた白パンのトーストにうすーく塗る食べ方も、慣れると意外とおいしかったりします。

それにしても世間はオリンピックで沸いているのに今頃残り物のジュビリーマーマイトを買ってるマイペースさ。
PCをカタカタやっている私の横で息子はTVで男子体操を見ていて「内村さあんっ」と若い女子さながらの黄色い声をあげています。

応援席の女の子のちょんまげズラが素敵。(※すみません、ヅラのまちがいですね。