イギリスに来て「これはなんぞや?」と思ったもののひとつにギャモンがあります。
Gammonとは、豚の後脚を塩漬けにしたもの。塊で売られており、塩抜きしたあと(塩抜きの必要のないものも売られているようです)スライスして焼いたり、そのままローストしたりして食べます。そんなに好んで食べるものではなかったのですが、去年のクリスマスに義姉ファミリーのお宅でいただいたコーラでゆっくり煮たギャモンはしっとりして柔らかくてとても美味でした。まさにハムだったのですよ。ハム大好き。
ギャモンのおいしさに開眼した(?)ところで、以前から食べてみたいと思っていたマーマレードハムを作ってみることにしました。レシピはJamie's Dinnersから。
まずはお鍋にギャモンを入れ、ゆっくり煮ます。オレンジ果汁と皮も2個分加えますが、今の時期欠かさず常備しているブラッドオレンジをぎゅっと。それからポロネギのかわりに、これまたうちにあったネギをぽんっと。
この煮汁はストックとして使えるのでしっかり保存。この日はこのストックとブラックトマトを使って簡単なスープもできました。
すでに火が通っているからローストする時も気楽なのがよいです。マーマレードをたっぷり塗って焼きますが、先月作ったウェルシュウィスキー入りのと、スコッチ入りの2種類の自家製マーマレードを半々使ってみました。
マーマレードがほんのり甘く、たっぷりの黒胡椒がピリッときいてます。これとクスクスとブラックトマトのスープで晩ごはん。
翌日は昼食用のサンドイッチに。
反省点を上げるなら、もう少ししっとり感が欲しいところ。コンベクションオーブンは素材が乾いてしまいがちなのでそこが注意点ですね。次はレシピよりもロースト時間を短めにしようと思います。ハムは好きだけどモノによっては添加物が気になるところなのでうちで作れたら嬉しいところ。これは新たな常備菜の登場…かな。
4 comments:
私は無類の加工肉(ハム・ソーセージ)系男子なので、ローズマリーでお化粧されたお肉にすごい惹かれてしまいます(苦笑)。
わんぱくでもいい、たくましく育って欲しい感じが何とも美味しそう~。
zingoさん、いつもありがとうございます。
たくましく育ちそうでしょ~!
加工肉系男子ならオランダはヘヴンでは?(笑)
私も好きですよ~、ソーセージ、ベーコン、ブラックプディング、ハギス、なんでも。
ハムの存在感は薄かったのですが、海辺のカフカでやたらハムエッグが出てきて、どうもあれを読んでた頃から子供のとき以来のハムブームが再燃した気がします。
ウイスキー飲みながらブログ見てますが、おいしそうです。食べたくなりました。
bonkleyさん、ありがとうございます。
いつの日か、ぜひ。
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