Monday, 7 May 2012

Bavariaのフルーツ皿

 この”FOREIGN”の刻印がなかったらスルーしていたかもしれない下のフルーツ皿・・・。

でも使っているうちにすっかり気に入ってしまいました。
広めの金縁はぴかぴか、お皿にキズなどまったくなし。前の持ち主に大事に使われていたようです。もしくはただ飾られていたのかな?

第二次世界大戦後にアメリカやイギリスでは枢軸国からの輸入品に”FOREIGN”の表記を義務づけていたらしいとあちらこちらのサイトに書いてあるのですが、それが本当だとすればこれはドイツ産の1940年代のお皿ということになります。
余談ですが、チャリティーショップで一度だけ"Made in Occupied Japan"というバックスタンプのある茶器のセットを見たことがあるのですが、その時はとても複雑な心境になりました。これも歴史の一部なんだなぁと。
ここのところ日本から持ってきた白洲次郎さんに関する本を再読していて戦後の日本史をおさらいしているようなものなのでなんだか5月3日の憲法記念日にちょっと胸つまったりしてました。ひとりで(笑)。

チャリティーショップで£2.99。葡萄やプラムなどのせると、とても映えます。

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