この模様にはとんと興味がなかったのですが、ある日なぜかふとウィローパターンの大皿が欲しくなり、eBayで探していたらこのセットが目に入り、こちらを買ってしまいました。
ソーサーのキュッと上がった縁とバケツ型のカップの形が気に入っています。
実は反対側にヘアラインほどのひびが入っているのですが、自分が普段使うものだからまったく気になりません。19世紀頃のものらしいということを考慮すると欠けも金塗り※の剥げもなくて逆に不思議なくらい。大事にされてきたんだねって思います。
古いものはひびでさえも愛しい。
私も大事に使わなくちゃ。
実はひとめぼれしたものの、最初は見送ったのです。eBayで買い物したことなかったし、こういった古物を実物を見ずに買うのに抵抗があったもので。
でも結局買い手がいなかったらしく、しばらくして再出品されているのを偶然見つけ、なんだか縁がある気がして終了ギリギリにビッドしたら始値で落札できてしまいました。
ウィローパターンはもともとはトーマス・ミントン氏が考案したデザインらしいのですが、いろいろなメーカーがこの模様を使ったテーブルウェアを作っていてよくみかけます。
この絵柄には背景となる物語があって、二羽の鳥にも、橋を渡る3人にも意味があるのです。(こちらのサイトに詳しく紹介してあります)
こちらはカップのバックスタンプ。
スポードコープランド社がトーマス・グードのお店のために作ったものでしょうか?
王冠マークもついてますから王室御用達の品だったのかなあ?
わかりません。
わかりませんが、いいのです。
※ゴールドの部分は”金彩(きんだみ)”というのですね。
2 comments:
梅さん、このデザインに惹かれるって、
やっぱり日本人ですよね〜。
私もこういう骨董大好きです。
紅茶の色によく映えますね。
あ、金の輪っかが見える〜。
私もこれくらいのひびなら、気になりません。
mimiromiさん、そうか、これって骨董ですよね、言われてみれば。
これは白地に青ですが、ピンクもあるんです。
でもこの柄はやっぱり青がいいですよね。
ひびはほとんど目立たない上にカップを右手で持つから、私の向かい側にいる人にしか見えないのです。
ツイてる?笑
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