オーストラリアで初めてかの動物を目にしたイギリス人が、アボリジニーの人にあの動物はなんという名前なのかと尋ねたところ、「カンガルー」と答えたそうで、そこから、「おおそうか!」、となり、それ以来あのぴょんぴょん飛び跳ねる動物はカンガルーと呼ばれるようになったそうです。
でもね、アボリジニーの言葉でカンガルーは ”知らない” という意味なんですって。
夫から聞いた逸話です。
※追記:↑というのはよくあるジョークなんだよと昨日言われました。D'oh!!
※追記:↑というのはよくあるジョークなんだよと昨日言われました。D'oh!!
で、そのオーストラリアに住む妹とよくメッセージのやりとりをするのですが、先日彼女が今人気のベーカリーでペルシアンヨーグルトケーキなるものを買ったら甘酸っぱくて大当たりなおいしさだったと画像を送ってくれたのです。
それがこちら。
この色つやといい、ピスタチオのグリーンといいい、なんとも美味しそうじゃありませんか。甘酸っぱいという妹の感想にも興味をそそられます。
気になって気になって仕方がなかったのでその日のうちにレシピを調べ、翌日には材料を買いもとめて、さっそく焼いてみました。
大好きなピスタチオはレシピよりも多くふんだんに散らしてみました。
焼きあがってすぐはなんだかマットだったケーキも、翌日にはテラテラに。妹が買ったものにも負けないくらいツヤが出てきました。
焼いた翌日に常温のものを味見したらその甘さにショックを受けましたが、少しでも甘さを感じさせないようにと残りは冷蔵庫で冷やし、焼いてから二日経過してまた食べてみると美味しい。確かにまだ甘いけど、味がなじんで確実によくなりました。
ヨーグルトを添えていただきます。
Persian yogurt cake で検索すると色々出てきますが、調べてみるとどうやらこれらのケーキのもとになったものはこちらのPersian Love Cakeのようなのです。なのでこちらのレシピに忠実に作りました。私のようにハンパない砂糖の量に怖じ気づく方もおられるかもしれませんが、好みに合わせて調節してみて下さいませ。
私は今度作る時はアーモンドの量を増やして砂糖をうんと減らし、砂糖ももっとダークなタイプを使ってみようと思っています。さらにナツメグをカルダモンに替えて作ってみるつもりで、挽いたカルダモンの粉を買ってきました。その結果はまたここに載せますー。
ところでこれ、たまたまそうだったのですが小麦などの粉はいっさい使われていない、グルテンフリーのケーキなんですよね。あちらでもこちらでも低グルテンが求められている昨今、もしかするとこのレシピが生まれたのはそういう理由からかもしれないと思いました。
ちなみにイギリスならどこででも手に入るほど普及しているギリシャヨーグルトですが、有名なオーガニック乳製品の会社のものでさえ、あの濃厚さを出すためか脱脂粉乳を添加していたりするのです。個人的な好みですが、FAGEのTotalをおすすめしますよ。こちらのはきちんと水切りしているって感じです。
2 comments:
こんにちは。このケーキ、と〜ってもおいしそうですね!
アーモンド粉ベースのケーキは昔何度か作りましたが、ヨーグルトを入れるバージョンははじめて見ました。カルダモン、ぜったい合うはず。私も作ってみたいです。
ところで、日本ではグリークヨーグルトをまず見かけません。
アメリカでもあんなに流行ってたのに..... 牛が少ないから原料が高くついちゃうのかしら。
Spoonriverさん、こんにちは。(と言ってもただ今こちらは夜なのですが)
コメントありがとうございます!
おいしそうに見えますか〜。よかったです。
最初はとにかく甘くてどうしよかと思いましたが、2日め、3日めとだんだん甘さがそれほど気にならなくなりナツメグの風味が前に出てきました。
本格ライ麦パンは焼いてから数日経ったものの方がおいしいと思うのですが、こういったケーキも出来立てより少しおいた方がおいしく感じます。
ぜひ作ってみて下さい。
グリークヨーグルト、ネットで検索したらこんなサイトにいきついたのですが、http://partheno-gy.jp
日本で初めて発売ですって。東京でも見かけないわけですね。
でも日本はいったん火がつくとすごい広がりを見せるから、どこででも手に入る日もそう遠くないかもしれませんね!
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