今年はおいしい西瓜がたくさん食べれた夏でした。
なのでエリザベス・デイヴィッド(20世紀半ば活躍したフードライター)の古いペーパーバックにスイカとオレンジのジャムのレシピを見つけた時は、これは作らにゃ!と意気込んだのですが、ついつい怠けてしまい気づけば西瓜の季節がもう終わりに…。
でも大丈夫、まだ売っていたよ、ウェイトローズにも八百屋さんにも。
八百屋さんは西瓜をコンコンと軽くたたいて選ぶ私を見て「僕の店でそうやる人はあなたが初めてだ。実は市場で西瓜ファーマーがそうやって僕に熟れているやつを選んでくれた。」
あらそうなんですねと笑顔で応じたものの、実は内心ヒヤリ。つい条件反射でやってしまっていたけど、もしかするとそんなことして欲しくない八百屋さんもいるかもしれないんですよね、彼はただ感心してくれて助かったけれど。今度からはちゃんと許可を得てからやろう。
西瓜とオレンジのジャムはレシピよりは砂糖の量を半分に減らしたのですが、それでも私にはかなり甘い。西瓜とオレンジが1:1で、お砂糖はその3分の1ほどの量にしてもよかったかもしれません。だけどオレンジ色と西瓜色が水彩画みたいできれいです。とろりとした出来上がりも大変満足。
玄米ミルクと菜種油を混ぜて焼いたモチモチの白パンにつけて食べたらなんだか懐かしい味がしました。
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