まずこのビデオクリップをごらんくださいませ。
これはイギリスの漁船で日常的に行われるdiscardingと呼ばれる行為です。
1本釣りのようにターゲットの魚に狙いを定めたものならともかく、網で一気にまとめて魚を捕獲する場合、当然目当ての魚以外にもたくさんのものが網に入ってきますよね。
それをどうするかというと、そのまま海に投棄するのです。
魚はすでに死んでいます。
それが上の映像。
その割合は全体の漁獲高の約50%。まさに半分。
けっこう衝撃的な数値です。
「なんでそんなことするの?!」と思ってしまいます。
ですがこれには漁師さん泣かせの事情があったのです。
EUの共通漁業政策という私にとってはまったくなじみのない言葉、ヒュー・ファーンリー=ウィッティングストールのHugh's Fish Fightという番組で知りました。
この政策(Common Fisheries Policy)の漁獲管理の部分が、このドキュメンタリーで問題視されたことのひとつです。
例えばイギリス人はcod(鱈)が大好き。
フィッシュ&チップスのお店では注文はcodがダントツ人気なんだそうです。
それで鱈の数は激減し、科学者達はこのままでは鱈が絶滅してしまうと警笛を鳴らしたのです。
十分な数が戻るまでは、鱈を捕ることを控えねばならぬと。
当然です。
そこまでして資源を食い尽くす私たち人間ってなんなんだろって思ってしまいます。
ところで北海で漁をする漁船に乗り込んだヒューが見たものは、後から後から網にかかる鱈。
とても大きな鱈さんもたくさんありました。
しかし漁獲管理の法律があるので、鱈を持ち帰って売ることのできる量はごく限られています。
それでどうするかというと、海に投棄するのです。
生きていればいいけど、すでに死んでいるものを、です。
小さすぎる魚もたくさん網にかかります。
網目の大きさを調整すればいいではないか、と誰だって思いますよね。
すでにそれは試されていますが、そう完璧にコントロールができないというのが実情のようです。
それからもうひとつ、多くの種類の魚が、需要がないという理由で投棄されます。
イギリス人は魚に関して本当に食わず嫌いが多い。
ジェイミー・オリバーもChannel4の魚強化月間に参加しており、
「もっといろいろな種類の魚を食べよう!」
と多くのイギリス人にとってなじみのない魚を使ってさまざまなレシピを披露していました。
そして私が注目したのはDabと呼ばれる魚。ジェイミーが
「この魚はねー、Dabっていうんだ。誰も食べないから網にかかっても海に投棄されちゃうんだよー。」
とひらひら見せていたのはどう見てもカレイ。
すぐに息子の小学館Neo魚図鑑で探したところ、マコガレイでした。
ぬぬぬぬぬ、カレイの唐揚げ、どれだけ恋しかったことか。
あるんじゃん、捕れるんじゃん、北海でも。
話がそれてしまいましたが、Hughが訴えたいのは、環境保護はもちろん重要だけれど、すでに網にかかって死んでしまった魚を漁獲管理のせいで海に投棄するということがイギリスや他のEU加盟国の漁船で起こっている以上、なにかしらの改善策が話し合われるべきだ、そして願わくば、法律の改正が行われて欲しいということだと思います。
それで、このようなウェブサイトを設けて、人々に署名を訴えているのでした。
ヒューの番組では他にもイギリス人の大好きな魚、鮭のことも取り上げられていました。
絶滅が危惧される魚のひとつです。
それからツナ缶についても、グリーンピースの人と協力して調査を行っていました。
この2点についても後日、postしたいと思います。
私の叔母などはめんどくさくて読みとばすかもしれないなー。
でもね、日本人だって無関係ではないのです、魚の過剰捕獲はね。
マグロ、捕り過ぎ。
捕鯨と同じくけっこう厳しく批判されておりますよ、こっちのメディアでは。。。
最後に一言。
イギリス人よ、
もっといろんな魚を食べるんだ。
Thursday, 13 January 2011
Sunday, 9 January 2011
1月だより - スイッチ
The Guardianの元日号にresolutionsを立てる(?)のは逆効果だとしてありました。
だけどそんなの知ったこっちゃない。
毎年、お正月にはその年の目標を立てるのです。
ちなみに去年の日誌を確認したら、2010年のresolution10個のうち、3つはなかなかできていたということが判明しました。
3個もできてたら上出来だわ。
何が出来なかったかより、何が出来たか、ですわ。
というわけで今年も10個くらいありますが、そのうちの一つは去年に引き続き、”毎日本を読もう”、です。
去年は『金閣寺』も読みました。
いくつかエルロイも読みました。
今、Miss Smilla's Feeling for Snowを読んでいます。
とてもとても、気に入っています。
デンマークに興味を持っていた去年、茶助がプレゼントしてくれたものです。今はスミラ効果でGreenlandに興味津々。
しかしそれもまだ読み終わってないのに今度はStokerのDoraculaをもらい、アメリカの友人はとてもいい新訳本が出たからと、Madame Bovaryの英訳を送ってくれました。
嬉しい悲鳴に聞こえますか?
実は半泣きです(泣)
自分の買ったルワンダに関するノンフィクション3冊にはいったい西暦何年になれば辿り着くのでしょう・・・・?
12月の話になりますが、休暇直前にタチの悪い風邪のウィルスに負けました。
かなりしつこいシロモノで、完全にふるい落とすのに2週間。
私がやられるくらいだから一番体の弱い(?)茶助なんてコロッとまいるだろうと思っていたら意外にも彼はまったく平気。
おかげで私は心おきなく風邪をひいていられました。
変な言い方ですが、本当にそうです。
風邪で1週間近く寝てられたなんて、なんて恵まれているのだ私は。
おまけに毎日茶助のおいしい手料理が食べられ、至福。
デザート命の彼が食事を担当する時は夕食後必ずデザートがつくので麻呂も満足。
さて、以下は茶助の作ってくれたもののいくつかです。
ヨークシャープディング、さつまいものマッシュ、それから水牛のトマト煮込み。
バッファローなんて珍しいなあと思って私が買っておいたものをシチューにしてくれました。
実は私、ヨークシャープディング食べたの初めて。その出来には、シェフ本人もとても満足しておりました。
こちらは、Moro Eastのレシピから。ひよこ豆とナッツのピラフにグリルドポーク、ザクロ、ヨーグルトソースが乗っけてあります。
今年はこれが我が家のクリスマスミールだったのです。赤とグリーンがChristmasyではありませんか?
これは栗のチョコレートケーキ。あっさりして甘すぎず、素朴なおいしさ。
クリスマスプディングより断然こちらの方が好き。
これは初体験。
Meadという、はちみつのワインです。
香りがなんだか梅酒っぽいのにびっくり。
もの珍しさに買ってみたのですが、意外にもおいしかったのです。
今日で3週間の休暇が終わります。
完全にスイッチを切って、各々好きなように過ごした私達、身も心もたっぷりと休養をとることが出来ました。
明日からまた社会復帰。
おしっ。
だけどそんなの知ったこっちゃない。
毎年、お正月にはその年の目標を立てるのです。
ちなみに去年の日誌を確認したら、2010年のresolution10個のうち、3つはなかなかできていたということが判明しました。
3個もできてたら上出来だわ。
何が出来なかったかより、何が出来たか、ですわ。
というわけで今年も10個くらいありますが、そのうちの一つは去年に引き続き、”毎日本を読もう”、です。
去年は『金閣寺』も読みました。
いくつかエルロイも読みました。
今、Miss Smilla's Feeling for Snowを読んでいます。
とてもとても、気に入っています。
デンマークに興味を持っていた去年、茶助がプレゼントしてくれたものです。今はスミラ効果でGreenlandに興味津々。
しかしそれもまだ読み終わってないのに今度はStokerのDoraculaをもらい、アメリカの友人はとてもいい新訳本が出たからと、Madame Bovaryの英訳を送ってくれました。
嬉しい悲鳴に聞こえますか?
実は半泣きです(泣)
自分の買ったルワンダに関するノンフィクション3冊にはいったい西暦何年になれば辿り着くのでしょう・・・・?
12月の話になりますが、休暇直前にタチの悪い風邪のウィルスに負けました。
かなりしつこいシロモノで、完全にふるい落とすのに2週間。
私がやられるくらいだから一番体の弱い(?)茶助なんてコロッとまいるだろうと思っていたら意外にも彼はまったく平気。
おかげで私は心おきなく風邪をひいていられました。
変な言い方ですが、本当にそうです。
風邪で1週間近く寝てられたなんて、なんて恵まれているのだ私は。
おまけに毎日茶助のおいしい手料理が食べられ、至福。
デザート命の彼が食事を担当する時は夕食後必ずデザートがつくので麻呂も満足。
さて、以下は茶助の作ってくれたもののいくつかです。
ヨークシャープディング、さつまいものマッシュ、それから水牛のトマト煮込み。バッファローなんて珍しいなあと思って私が買っておいたものをシチューにしてくれました。
実は私、ヨークシャープディング食べたの初めて。その出来には、シェフ本人もとても満足しておりました。
こちらは、Moro Eastのレシピから。ひよこ豆とナッツのピラフにグリルドポーク、ザクロ、ヨーグルトソースが乗っけてあります。今年はこれが我が家のクリスマスミールだったのです。赤とグリーンがChristmasyではありませんか?
これは栗のチョコレートケーキ。あっさりして甘すぎず、素朴なおいしさ。クリスマスプディングより断然こちらの方が好き。
これは初体験。Meadという、はちみつのワインです。
香りがなんだか梅酒っぽいのにびっくり。
もの珍しさに買ってみたのですが、意外にもおいしかったのです。
今日で3週間の休暇が終わります。
完全にスイッチを切って、各々好きなように過ごした私達、身も心もたっぷりと休養をとることが出来ました。
明日からまた社会復帰。
おしっ。
Sunday, 2 January 2011
1月だより・・・寿春
あけましておめでとうございます。
お正月、本当にいいものですね。
私は1年のうちで大晦日とお正月が一番好きです。
ここにいるとなかなかお正月気分は出ませんが、子供にお年玉をあげるという習慣を守るだけでもなんだかお正月を大事に祝っている気分になることができるというかなんというか。
今これを見て下さっている方、そして我が家にとっても今年1年が幸せな年でありますように。
お正月、本当にいいものですね。
私は1年のうちで大晦日とお正月が一番好きです。
ここにいるとなかなかお正月気分は出ませんが、子供にお年玉をあげるという習慣を守るだけでもなんだかお正月を大事に祝っている気分になることができるというかなんというか。
今これを見て下さっている方、そして我が家にとっても今年1年が幸せな年でありますように。
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