和皿を3枚、チャリティーショップで買いました。
ちょうどそこにいた古物好きの知人スーにこのお皿の窯元が故郷の隣の県なのだと言うとなぜだかとっても興奮。「日本語が読めるって素敵ね!」って、スー、私日本人だから(笑)。
彼女も最近娘さんが集めだしたというウィローパターンのお皿を4枚見つけてとっても嬉しそう。
「今日はお互いにラッキーな日ね!」
とニコニコでした。
さてこの中皿、裏印は肥前哲三郎窯としてあり、どうやら有田焼のようです。
高い物でも価値ある古物でもなさそうだというのはわかりましたが、この藍色といい、縁までゆったりと上がったカーブといい、深い(高い?)高台といい、厚さといい、イギリスではついぞお目にかからない機能美が気に入って、連れて帰ることを決めました。そしてもちろん、梅*柄だし!
ところでそのチャリティーショップの値段つけの傾向を知っているので、1枚£2.99ってなんか微妙だなあと思っていたのですが、帰宅してよく見たら3枚とも表面にキズがいっぱい付いていることに気づきました。それから1枚だけ小さな欠けあり。まあそれは気にしないのですがこの表面のキズはどう見ても日常的にナイフを使った食事でついたものです。これを寄付した元の持ち主は日本人じゃないかもしれないなあ。もっと状態がよかったら和ものびいきのマネージャーのこと、少なくとも3枚で£9.99くらいは付けたんじゃないかなと思います。(追記:後で思ったのですが、3枚という半端な数だからばら売りすることにしたのかな、たぶん。)
ネットで調べたけれど、わかったのはこの柄が彫梅と呼ばれるということくらい。
こんなイギリスの田舎町でせっかく出会った佐賀の食器だもの、愛着持ってガンガン使いますよー。
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