夏に義父のところに遊びに行ったとき、義父の奥さんのパティが何度かお昼ごはんを準備してくれた。まず何種類かのパン、それからいくつかのチーズ、ハム、そして彼らの庭の菜園からの、採れたての野菜をたっぷりといった感じ。
夏だったのでレタス、トマト、ラディッシュ、にんじん、セロリ、ネギなど新鮮な野菜がところ狭しと並び、おかげで旅行中にもかかわらず生野菜をたくさん採ることができた。
考えてみればそれはとてもパティらしい。彼女はシンプルな味付けを好み、自分のテイストを押し付けることを好まない。ビュッフェのようなお昼ごはんだから、私たちは好きなものを好きなだけ取って食べることが出来たし、味付けだって好きなようにすることができた。
そんな彼女のランチのスタイルがとても気に入った私たち、帰ってきてからもしばしば『パティのランチ』を楽しんだ。画像は、そんなある日のお昼ごはん。
ゴールデンビートルートとオレンジのサラダ、スーパーで買った(おそらくかなりevilな)ローストチキン、オリーブ(オレンジの絞り汁、オレンジピール、スモークパプリカのパウダー、オリーブオイル、おろしにんにく、塩、黒胡椒で和えたもの)、ロメインレタス、これにトーストしてバターをたっぷりぬったバゲット。セロリとにんじんのスティックだってこれなら息子ももりもり食べる。
同じようなものを並べても毎回新鮮に感じてしまうのがなんだか不思議。
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