Black treacleまたはdark treacleとは黒くどろっとした黒蜜のようなもので砂糖の精製過程でできるものらしいです。色の薄いtreacleはゴールデンシロップと呼ばれます。
ブラックトリークルを入れると焼きたてはしっとり、冷めてもやわらかいパンができます。
今我が家でブームのキャラメルコンフィチュールを塗っておやつにパクリですよ。
キャラメルジャムって感じで、決して甘すぎずおいしいです。
パンにブラックトリークルを加えるというのは実は珍しいことでもなんでもないようなのですが、私がそれを覚えたのはロレイン・パスカルのソーダブレッドを作った時。彼女のレシピで作ったソーダブレッドはなるほどとてもおいしかったのです。
このブラックトリークルロール(と名付けた)、粉の20%くらいを全粒粉にしてます。味に奥ゆきが出る気がします。
6 comments:
ブラックトリークルロール、初めて知りました。
味に奥行き出そうですね。
今、あっと思ったんですけど、
イギリス料理って、昔はまずいお料理の代名詞みたいに使われていたけれど、
じつは、それぞれの家庭によって様々なんでしょうね。
美味しい工夫もちゃんと、受け継がれてきたとか。
もちろん、近年は随分と変わったと聞いたことはあるんですけど。。。
mimiromiさん、それたまに聞かれるんですよ。
そのたびに深~く考えちゃいます(笑)
で、今回思ったのは、きちんと作られていれば、おいしいものはおいしい!ということです。あと異文化の食をいただく時は胃袋だけでなく心も開かねば(笑)これまでまわりのイギリス人が作ってくれたものはどれもおいしかったです。とくにモダンブリティッシュと呼ばれる料理でなくとも。
ただ、あくまで個人的な経験ですが、外食で残念な思いをすることが多かったかな(._.)
ディナーの時はおいしいのにランチの時はプロが作ったと思えないようなものが出てきたりして、二度と行かなくなってしまったり。。。
あ!あと腰を悪くするまで、ひとり暮らしのお年寄りのためのランチクラブで食事の準備手伝いのボランティアしてたのですが、そこで毎週出されるものはこれだけ好き嫌いのない私の度肝をぬくシロモノでした。そんなこと言ったって参加するおじいちゃん&おばあちゃん達はみんなそれを食べるんだし、私達ボランティアも共に座っていただくわけでこんなこと考えるだけでも罰当たりなのですが、毎週毎週どんな栄養素だろうとすべて溶け出してしまうだろうというくらい長時間茹でられる野菜やどろどろになるまで加熱されるインスタントのグレイビーを調理場で眺めるたびに、工夫すれば安い食材だってもっともっとおいしくなるのに、グレイビーくらい簡単に手作りできるのに、と思わずにはいられませんでした。
あそこで見た味に対するこだわりのなさがまさに『イギリス料理はまずい』という定説の、言わばもとなのかなあと思います。
でも私毎回ちゃんと食べてましたけど(笑)
あ、ブラックトリークルロール、博多で集合の際には持っていきますから!w
お、ありがとうございます!
そうか〜、
『煮込みすぎ』がイギリス料理が、残念なことになる原因の一つなのかな?
度肝を抜くシロモノって、想像を絶しますw。
そういえば、インド料理も家庭の味は、
濃厚すぎず、辛すぎずやさしい味。
どこの国でも、おいしいご飯を作るお母さんはいるってことですね。
味覚って子どもの頃から食べるもの、家庭の食で育つでしょう?
梅さんちのご主人や息子さん、外でご飯、食べれなくないですか (^ ^;)?
オランダのスーパーにConfiture de Caramelを探しに行きました。
Bonne Mamanのジャムは我が家の食卓にもあるんですけど、これは売って無かった・・・無念です。
mimiromiさん、基本的に好き嫌い少ない家族なんでまともな食べ物なら喜んで食べます。外でごはんってたま~にしかしないのでけっこうわくわくしますよ^^ ウチじゃ作らないようなもの食べれるし。
煮込みすぎというか、茹ですぎはありますね~。塩を入れずに茹でるから味がまったくなかったり。でもそれは好みで塩を加減して下さいってことのようです。イギリスはこうだ、と言い切るより、そういう面もあるんだな~と受け止めていただければ。バックグラウンドによっても違いますしね。
あ、古い本ではありますが、林望さんの『イギリスはおいしい』を読まれてみては?なかなか興味深いですよ。
インドの家庭料理、美味しそうですね~。
こちらもまた地域、家庭によってさまざまな味だったり調理法があるのでしょうね。
※ブラックトリークルロールじゃなくてブラックトリークルの間違いでした。
さすがにパンは持ってけないですね~^^;
zingoさん、こんにちは!
それは残念~。でも私も初めて見た、というか気づいたんですよ。
どこかで見つかるといいですね。
お子さんたちもきっと気に入るんじゃないかな。
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