Tuesday, 15 July 2014

リスボン 魅かれた建物


英語で言うところのderelictといった感じの建物に魅かれます。


実物はもっと優しい色合いだったのですが、どうしても色が出せませんでした。ここに住む人は大変かもしれないけれど、通りすがりの私には、なんとも魅力的な古さ。
ジョゼ・サラマーゴの幕がなくとも目立つCasa dos Bicos
この中では唯一、名のある建物である(たぶん)Casa dos Bicos。最初はサラマーゴ氏の垂れ幕にハッと目を引かれただけだったものの、買い出しに利用したスーパーへの道のりにあるため何度かその前を行き来しているうちにどうしてもこの建物を写真におさめたくなったので撮りました。ゴシックな雰囲気があってなんとも目立つのです。
実は16世紀初頭に建てられ、1755年のリスボン地震を生き延びた歴史的建造物らしいと知ったのはアパートに置いてあるガイドブックをパラパラ見ていた時。現在、ジョゼ・サラマーゴ財団(協会?)の事務所が置かれているそうです。

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