おしゃれにとんと興味のない女性、または自分に自信の持てない女性がGokの手によって(そしてメイクアップアーティストさんやヘアスタイリストさん達の手によって)・・・
変身を遂げる。
というものです。
似たようなコンセプトの番組は他のチャンネルでもいろいろやっているけれど、Gokが女性に大人気となりスターになった理由は、手術だとか歯科矯正とかに頼らないだけでなく、どんな女性も必ずチャームポイントがあるのだと、彼が本気で信じて仕事しているからではないかと思います。
Gokが用意した衣装部屋に一歩入った女性の・・・
ほら、この笑顔。
蝶のような変身を遂げた女性の
蝶のような変身を遂げた女性の
この涙。
私にとってよくわからないテレビタレントの一人でしかなかったGokのイメージが変わったきっかけになったのはGQのこのインタビュー。
ゲイであることを両親にはずっと隠していたGokは、本当のことが家族に知れてからも(というか彼のお姉さんまたは妹がお母さんにばらしてしまった)つきあっている人を家に連れていったことがなかったそう。彼が一番恐れていたのは、お父さんの反応。でもある日、彼は意を決してその時のボーイフレンドを実家に連れて行きます。なんだかいつもと違って緊張気味の食事のあと、一人何も言わずにテーブルを離れるお父さん。この時Gokはちょっと不安に思ったことでしょう。だけどお父さん、実家を離れてしばらく経っていたため自分の部屋がないGokと彼の恋人のために、リビングルームの暖炉に火を起こして、ベッドをひとつ用意してくれていたのです。
何も言わないお父さんが態度で示してくれた息子へのメッセージ。
Gokはその晩、トイレで大泣きしたそう。
こういう話に弱い私も、もう読みながらウルウルしちゃって。
もちろん、息子のセクシュアリティがなんであろうと、親ならばそれを受け入れるのが当然だとは思います。でも理性ではわかっていても、実際はそうはできない人だってたくさんいるわけです。
このエピソードひとつでGokのお父ちゃんのすべてがわかるわけではないけれど、多くのことを物語っていると思いました。そしてこのエピソードひとつですっかりGokのファンになってしまいました。
こんな素敵なパパと結婚したGokのママも素敵な人だろうし、そんな両親に育てられたGokはきっときちんとした人だと思うのです。
そうです。細胞一個で生きてます、ワタクシ。
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