先週1週間、イングランドは素晴らしいIndian summerを楽しみました。
高い空、直球ボールのような日差し、誰もかれもが嬉しそうなのがなんだかおかしかった。
でもこの国の人達は雨が降ってもそれを楽しむ才能を備えていて、ある日ご近所さんと彼女の小さな娘が全身防水服+長靴のいでたちで帰ってくるのに出くわしたので「散歩?」と聞くと「水たまりで遊んできたのよ。彼女(と言って娘を見る)が水たまりにジャンプして入って、マミーもやりなさいって目で見上げるのよ。」と。
なるほど。だからマミーも全身防水なのね。(笑)
彼らとはご近所さんの中で唯一ちょっとだけ付き合いがあって、ほんの時たまですがお互いの家でお茶します。前回来てくれたときは3歳の娘ちゃんの言葉の発達が目ざましくておもしろかったです。
彼女が台所に行くので棚の中が見たいんだなと思って戸を開けてあげると、どうやら10キロのお米の袋に興味を持ったよう。そして、
You take it out. I can't.
って言うのです。自分には持てないって、見ただけでちゃーんと判断してる!すごい成長!とちょっと感動してしていると、次は袋を開けてと言います。お米が欲しいの?と聞くとうんと言うので小さなビニール袋をあげると袋に手を入れて、床に盛大にこぼしながら手づかみでお米を袋に入れ始めました。
けっこうな量がこぼれてしまったので
「もういいね。」
と袋の口をしばって手渡すと、今度は彼女ダイニングテーブルの椅子をひいて座り、わたし、いま食べるのと言う。。。でもcookしないと食べれないのよ、と私がちょっと困っているそれを察したのか居間で話している彼女のお母さんのところに戻り、たった今彼女が見たもの得たもの(笑)のことを報告していました。
彼女を見ながら思い出したのは私の姪っ子。
義姉の娘の彼女、義姉のことをMumと呼びます。
子供のことはよくわかりませんが4歳くらいだと(とくに女の子は)まだMummyと呼ぶのが普通だと思っていたのでちょっと意外でした。
ちなみにアッパークラスの女の子によく見られるのが成長しても両親のことをマミー、ダディと呼ぶこと。テレビでファーギーの娘のプリンセス達が”マミー”が云々と言っていたので夫にたずねると、上流階級には多いのだと言っていました。もちろん、上流階級ならどの家庭もそうかというと、そうとは限らないのでしょうけど。
ある時叔母が話してくれたのですが、母が妹を出産するとき、しばらくの間私は叔母の家に預けられていたそうです。2歳半だった私は母恋しさに夜な夜なこっそりと泣いていたそう。しかし言葉はかなりはっきりしていたらしく、叔母の家の前で近所の子供と遊んでいてもよおしてしまうと、
「ちょっと待っとって!おしめ替えてもらって来るけん!(おむつ替えてもらって来るから)」
と言ってとことこと歩いて戻ってきていたのだそうです。
・・・・・そんなにしゃべれたのに、なぜ自分でトイレ行けなかった、私?
ともかく、子供の自立をせっせと促していた叔母がそんな状態を放っておくはずもなく、預けられていた期間で叔母は見事に私のトイレトレーニングに成功したのでした。
さてお天気。
残念ながら昨日の夕方から夜中にかけて雨が降ったとはいえ、今週もそんなに悪くはなさそうです。
とはいえ、イギリスの天気予報はあんまりあてにならないので(何言ってるの、”全然”よ!という声も聞こえてきそうですが)これまでの経験で培われた自分の『勘』も頼りにしなくてはいけません。
本日の空、ちょっと曇りがちですが(しかもぽつぽつっと一瞬降りましたが)たぶん夕方まではもつでしょう。
洗濯物は外に干して出かけるとします。
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