なんてことない焼き菓子なのに、その素朴さゆえについつい手が伸びてしまうのかな。
ある日朝ごはんにスコーンを作ろうとしたらベーキングパウダーもミルクも生クリームもなかったのですが、そのおかげでできた甘食のような食べ物。お砂糖を自分でもびっくりするくらい思い切って入れましたが、甘すぎないのが不思議。。。それとも私の舌がイギリス化したのか?
材料9~12個分
- 薄力粉300g
- ライトマスカヴァドシュガー/黒砂糖100g
- 重曹 小さじ1/2
- 有塩バター 75g
- M卵 2個
- プレーンヨーグルト120ml
2. 卵を溶き、ヨーグルトを加えて混ぜる。ヨーグルトはfull fatのこってりタイプのものを。日本のだとナチュレが近いかもしれません。
3. 冷えたバターを1cm角くらいのキューブに切り、1に入れたら指先ですり潰す。粉全体がパン粉のよう な状態になったらOK。
4. 3に2を加えテーブルスプーンでぐるぐると全体が合わさるよう混ぜる。だいたい8回ぐらいぐるぐるやるとねっとりとやわらかめの生地ができます。
5. オーブンシートを広げたトレイにスプーンですくった生地を間隔を開けて9個落とす。粘つくのでスプーンふたつでやると手早くできます。または12個用のマフィントレイにオイルを塗って直接落としても。外側のサクッとした感じがより楽しめます。
6. 175度に温めたオーブンで15分から20分焼けば完成。うちのはファン付きなのでこの温度ですが、そうでないオーブンであれば190度か200度くらいかと思います。
スコーンやパイ生地(short crust pastry)を作るときにバターを先に粉に入れるのは、バターの油で粉をコーティングしてグルテンを出にくくするという科学的な根拠があるのだそうです。Great British Bake Offの番外編で審判の男性が言っていました。彼はフォカッチャを作りの工程も披露してくれたのですが、目からウロコがぽろぽろのコツをたくさん教えてくれ、とてもに勉強になりました。
イギリスの料理番組、大好きです。
2 comments:
梅さん、こんばんは。
シンプルなレシピでおいしそ〜う。
昔、我が家にも、これとちょっと似た感じの、
バターケーキという、余りにシンプルすぎる、
ケーキレシピが存在していました。
そこには、ヨーグルトは入ってなかったのですが、
ヨーグルトが入ると、ちょっと酸っぱくなるのかな?
バターと粉とグルテンの関係、初めて知りました。
なるほど〜〜。
mimiromiさんこんばんは~^^
そうなんですよね、水分を加える前にバターを粉に入れる理由、ワタシもなるほど~とナットクしちゃいました。
量がちょうどよかったのか何なのか、まったく酸っぱさはないんです。なんというか、甘くて素朴な味です。
でも家族もさすがにもう飽きたみたい(笑)
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