Thursday 10 January 2013

本日のつぶや記

クリスマスの2週間前に大家さんの意向で始まったバスルームのリフォームがようやく終わりつつあります。

「1週間で終わるだなんて絶対無理に決まってる じゃん。も~工事これで何度目なのよ~。また数週間不便が続くのーーっ?」

と最初はブーブーだったワタクシでしたが、あきらめて悟りを開き、耐えました。(耐えたとか言ってる時点で悟り開けてないですが)
職人さん達が仕事を始める8時半から夕方まではトイレも使えないので日中は仕事がなくても外に避難。2週間、バスルームは拷問部屋の様相を呈し、キッチンとリビングは物品倉庫化し、何より埃がすごかった~。おかげで外出から帰ると喉が痛くなってました。

(長いけど読んでやるという方はゴー!)

毎日帰宅するとまず家中に掃除機をかけ、あらゆるところをダスターで拭き、配管工やらビルダーやらタイル工やら電気工やらが土足でざらざらにしてったキッチンの床を木材用クリーナーでその香りに癒されながら磨き(癒し効果も汚れ落とし効果も抜群!)、彼らの使ったマグカップを洗い、こんもりと白く埃の積もったソファに掃除機をかけ・・・こういう工事があるたんびに思うんだけど、マメに掃除するからかえって家の中がぴかぴか(笑)

工事開始から最初の3日間バスルームでまったく水が使えなくなったので夫と息子は 毎夕ジムのプールに通ってそこでシャワーを済ませ、私はやかんで沸かしたお湯で行水。
でもある日仕事から帰ると夫がバスで5分ほどの場所にあるホテルに事情を説明して私がシャワーだけ使える手はずを整えていてくれました。電話でおいくらでしょうかと尋ねたらフロントの女性が
「料金はいただきません。マネージャーがクリスマススピリットと申しております。どうぞいらして下さい。」
と言ってくれたそうなのです。
掃除と軽い夕食を済ませ、なんだか銭湯にでも行く気分で着替えを持ってバスに乗り行ってみました。

フロントの女性はどうやら電話で応対してくれたらしい若い女の子。

「お電話のお客様ですね。お待ちしておりました。こちらの鍵をどうぞ。部屋は○○番です。念のためタオルはふたつご用意しておきました。」

と彼女が笑顔で屈託なく言うのを付き添いで来てくれた夫、慌てて 「いえいえっっ、僕はバーで飲んで待ってます。」 とぶんぶん手を振って否定(笑)
私に行くように促しさらに丁寧にお礼を言っている夫を残し、指定された部屋へ。
シャワーを使わせてもらった後、フロントで鍵を返し、本当に何かお礼はできないかと尋ねると、
「どうぞお気になさらず。事情が事情だもの。シャワーがない不便さはようくわかるわ。」
といたって自然体。いたって爽やか。
おかげで私は身も心もほかほかになった日でした。
すっかり遅くなってしまったけれど、明日お礼のカードとスイ-ツを持ってそのホテルを訪れる予定です。

バスルーム、残すところは1、2箇所の細かい直しとペンキ塗装のみ。
完全に生まれ変わったバスルームはやはり気持ちいい!
床暖房まで入りました。

何のかんのいってこの家のオーナーにはよくしてもらっているってことなんですよね。直接お会いしたことはないけれど。
つい感謝の心を忘れがちでごめんなさい。
悟りが開ける前はカゲでブーたれてごめんなさい。
でもまたお家賃がアップするのでございますね、大家さま。

4 comments:

Cana said...

お久しぶりです!
あのバスルームがついに心地よく変貌を遂げたのですね!
しかも床暖房いりなんて,贅沢!!
でも,工事の期間頑張りましたね,,,
トイレが近い私には拷問のような仕打ち...
工事中はどうやって過ごされたのですか??
そして,ホテルの人の話には心温まりました!
あの寒いイギリスでやかんのお湯で行水なんて涙がでてきますよ,,,

また読むのを楽しみにお邪魔します!

梅* said...

Canaさん、ほんとにお久しぶりです!
バスルーム30年分くらい進歩した感じですよ。
バイトやボランティアでほとんど毎日家にいなくてすんだのでラッキーでした。何もない日は映画にランチにギャラリーにととにかく外に逃亡(笑)
とにかく終わってほっとしてます。

ホテルはCanaさんが帰国前に泊まったところですよ。我が家では一気にかぶが上がりました。

しんさん said...

こんにちは、梅*さん。

今日は、梅*さんからとびっきり温かなプレゼントを頂戴した気分。
成人の日を目前にした本日。
外は飛びっきりの寒さですが、梅*さんのおたよりを拝見した私の心はぽかぽかです。
このぽかぽか気分を引き継ぐが如く、今夜は風呂吹き大根でもしようかしら(笑)

私の方も、ぐずぐずと愚痴っておりましたマンションの大規模改善工事が終了しピカピカの佇まいを誇っております。
お日さまの光を遮断された数日間、もう少しで精神を病むのではないかと思われたあの日々も今や良き思い出。
工事前と変わらぬ日常なのに、何故だか感謝している自分がいるのに驚きます。
不便すると感動も大きくふくらむものですね。

それにしても・・・やかんで沸かしたお湯で行水とは!
無理と重々承知しつつ、我が家の小さな小さなお風呂を提供したい気分でいっぱいになりました。

バスルームが繋ぐご縁に感動して・・・ついつい長くなってしまいましたね。
暖かで新しいバスルーム、一日も早く解禁となりますように・・・

梅* said...

しんさん、こんにちは!

マンションの工事が無事済んでお日様の光が戻ってきてよかったですね。
必要なことだとはわかっていても日常のリズムを乱されるのは想像以上に疲れるものですよね。
それだけに、終わるとほっとすると同時に感謝したくなるお気持ち、わかります。

バスルームは3日後からはバスタブだけは使えるようにしてくれたので大丈夫なのです。でも無理だとはわかっていても、しんさんのお宅にお風呂いただきにあがりたかった~^^

風呂吹き大根!うーん、おいしそう。
最近、旬の紫蕪をよく食べるのですが、蕪を使ったおいしいレシピがあったら今度教えて下さいね!