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Tuesday, 9 February 2016

この季節の楽しみ

最近つくづく、季節ごとにその時々の野菜と果物をたっぷり楽しむのが健康の秘訣だと思います。もちろんそれだけではなく運動や(ああ耳が痛い)ストレス解消(ふーーっ)も大事ですが。
冬といえばウチではこれが欠かせません。ブラッドオレンジが出回っている間中、毎朝絞って飲むのです。ぎゅっと絞って、ごくごく飲んで、1日をスタートする。柑橘の匂いを嗅ぐだけで冬の鬱が晴れるような気がしますし、そのおかげか、風邪知らず。そんな、ブラッドオレンジだなんて高いわと知人に言われたことがあるのですが、幸運なことに知り合いの八百屋さんに頼めば市場に行くついでに買ってきてくれるので6キロが7、8ポンドなのでお財布だっていたみません。その市場ではシシリー島産のものが主なようです。

この季節のもうひとつの楽しみは、これ。
セヴィルオレンジが出回るようになると早くマーマレードを作らないととソワソワします。スペインやイタリアからやって来る様々な柑橘類が豊富な間に、1度でもいいからキッチンにこもって柑橘の香りに包まれながらひたすら汁を絞ったり、皮を刻んだりする1日を過ごさないと、花火を見ずに夏を過ごしてしまったような気分になってしまいますから。

Tuesday, 20 January 2015

崎津天主堂

前々から行ってみたかった崎津天主堂。
小さく静かな漁港、碧海の入り江がとてもきれいです。
海のあるところに魚あり。
そして魚あるところには猫多し。

Sunday, 18 January 2015

タコ街道

あけましておめでとうございます。
こんなに放りっぱなしにしていますが、今年も何かしらつぶやくと思います。たぶん。
どうぞよろしくお願いします。

新年はふるさとで迎えました。
街道と言ってよいのかどうか、、、でも天草のタコ街道までドライブしました。
実は帰省前からいろいろ情報を集めては行きたいところのリストを作っていたのですが、タコ街道とこちらリップルランドがそのひとつ。

10時頃に着いたのでまずはたこ焼きでおやつ。
普通サイズのたこ焼きの横にあるのは”びっくり焼き”。野球ボールほどの大きさのたこ焼きなのです。ンモーッ、どちらも美味しかったー!

おやつをたらふく食べてしまったので、お腹が空くようにと散歩に出かけました。


はい、散歩終わり。

やっとお昼時になったのでレストランに戻り、悩みに悩んだ末、3品を注文。
夫の選んだタコフライ定食。
味見する?と聞かれ、待ってましたとばかりに一口もらいました。タコがサクサクでやわらかくて美味しい。
私の選んだタコ天丼定食。
量多いです。でも食べます。タコを思いっきりいただくつもりで来たんですから。
タコづくしのセットもありますが残念ながら要予約。
お腹ははちきれんばかり。

とここで次の1品が運ばれてきました。
待ってました、ありあけ太平燕。
え。。。?という表情の夫。まだあったの?こんな大きな器の?
うん、ごめんね。どうしても全部食べてみたかったの。せっかくここまで来たんだから。次はいつ来れるかわからないし。
お肉が入っていたのは計算外でした。小間切れをイチイチ取り除けながらいただき、さらに満腹。
物産館でたくさんお土産を買ってタコ街道を後にしました。

次の目的地は崎津天主堂。

Wednesday, 3 December 2014

December song and 2014

最後の今月の歌を何にするか迷うだろうなと思っていたのですが、意外とすんなり決まりました。ドイツのソプラノ歌手ディアナ・ダムラウの歌う歌劇『セビリアの理髪師』の中のUna Voce Poco Faです。伝説のディーヴァを含め、たくさんの人が歌っているので彼女にしなくても(5月もディアナさんの歌う夜の女王のアリアだったし)…と色々聴いてみたのですが、やっぱり私はディアナさんの声が好きみたいです。
初めて観るオペラは喜劇がいいな、『セビリアの理髪師 』だったら言うことないな、と思っていたら、その念願の演目を、これもまた念願のヴェネツィアで2月に観る事ができました。2014年を締めくくるにはぴったりの、思い出深い歌です。

Saturday, 18 January 2014

セヴィルオレンジでマーマレード作り

セヴィルオレンジが出回る時期になると、マーマレード作らなきゃ!と、なぜか切羽詰まった気持ちになるのです。切羽詰まらなくてもいいのにね。

1年分と思って作るんだけど、3ヶ月と持たない人気のジャム。(家族にだけど)
なので今年は3キロを3回にわたって作る予定です。
そして一番よくできたやつを欲しいと言ってくれる妹と、びっくりさせたい人たちにもらってもらうつもり。

Sunday, 15 December 2013

キジとチョリソーの煮込み

本当はこのような感じになるはずのキジのポットローストですが、本のように余裕を持って二羽のキジを並べられるお鍋がうちには土鍋以外はないので、5リットルのステンレス鍋に身動きもできないようにおさまってもらいます。(だったら土鍋を使えばいいんだけどね、バザーで破格値で譲ってもらった新品同様の日本の土鍋をね、危ない目にあわす勇気がない。)
以前作った時はレシピに忠実に。今回は白ワインの代わりにドライベルモットを使い、レシピにはない人参やセロリもたっぷり加えて。まるでキャセロール。そうだ。これはもうキャセロールです。
デリで買ったおいしい生チョリソーが淡白なキジにうまみをプラス。

下ごしらえした材料を、鍋に入れて軽く煮立たせてから蓋をして140度のオーブンで2時間ローストするのですが、今日ひょんなことから節電にもなり、スローローストのようにキジがほろほろになるうまい方法を見つけました。
①1時間15分でいったんオーブンを止めます。
②鍋をオーブンに入れたまま、2時間41分の『ホビット 竜に奪われた王国』※を見に行きます。
③帰宅して(オーブンを止めてから約4時間後)オーブンの中の、不思議とまだアツアツの鍋をコンロで温め直したらできあがり。

※追記
この日曜日は朝ごはんをゆっくり食べてから、ゆったりとサンデーローストをこしらえるつもりでいたのに、「今日ホビットを見に行こう!」という急な提案で調理中の料理を残して行くことになり、電源はタイマーで勝手に切れてくれるからいいとはいえ、なんとなく心配で止めて出かけたのです。だけどこれが正解でした。1時間でオーブンを止めても同じようにやわらかく仕上がると思います。
ちなみに、息子が好きなので家族で見に行くピーター・ジャクソンのホビットシリーズ、長過ぎだとかつまらないとか言われているけれど(私もそれとは別にひっかかる部分はあるんだけど)長さの気にならない私はけっこう楽しみました。ドラゴンの声は人気のベネディクト・カンバーバッチ!ポッシュなアクセントで迫力ある声が必要→カンバーバッチだ!というキャスティングだったのだとしたら、よくわかります^^

空シリーズ


  夕焼けがきれいだと生きてるっていいなと思う。


Monday, 9 December 2013

ややにくあつ

夏に義父の奥さんパティが分けてくれた植物。名前は知りません。
一株は屋外で、もう一株は室内で育ててます。
室内のは水やりを忘れるせいか、外で放置されているやつの方が生き生きしている。

houseleekと呼ばれる多肉植物が好きなのですが、これはややにくあつ系。
いくらにくあつ系でも、さすがに週1回はお水をあげないと枯れてしまうのだなと最近気づきました。

年末恒例、忘れちゃならないモレスキンの手帳を注文。
いい区切りだとつけ始めた日誌も来年で7年めになります。
前にも書きましたが、毎日ペンで記入しなきゃと思わないこと、なんでも(友達からの手紙、夫が唐突にくれるカードやメッセージ、息子がくれる誕生日のカード、買って嬉しかったもののレシート、もろもろの入場券に美術館のリーフレットなどなど)はさんだり貼ったりしちゃうこと、夢や希望を書くこと等々で飽きずにいられるようです。
今年はいつもの大きいサイズの他に手のひらサイズの1日1ページのものも買い、こちらは持ち歩いてやることリストや予定を記入するつもり。

Monday, 25 March 2013

3月の雪



木曜日、なかなか来ないバスを足踏みして待ちながら尋常じゃない寒さだなと思っていたら、降りました、やはり。
昼間の観測では気温は1度ということだったけれど、私はマイナス5度くらいに感じました。骨がきしきし言いそうでしたもん。

金曜日の朝、バスルームに行くとすりガラスの向こうが白く、明るい。

「あ、降ったか。」

ため息をつきながらひとりごち、朝ごはんを食べ、テストがあるから歩いてでも行くという息子を送り出し、自分も支度をして出かけました。
おそらくほとんどの学校が休校だったのでしょう、道路は意外なほどすいており、バスもスムーズに動いて目的地に着きました。

それからもどんどん、どんどん降り続け、土曜日も一日中止むことはなく、あたり一面真っ白に。

裏庭の壁を見ると25センチほどの積雪。

冬が終わってしまうのを名残惜しむかのような雪でした。

Monday, 21 January 2013

雪、積もる

ここしばらくは最高気温が零下の日が続くらしいです。

お隣との境にある壁に乗せている鉢がちょうどすっぽり隠れるくらいの積雪。
断面図みたいでわかりやすいな。

Thursday, 3 January 2013

クリスマスクラッカーのおもちゃ

「クリスマスクラッカーのおまけみたいに粗悪」という表現もあるように、クリスマスクラッカーから出て来るものってたいていはガチャポンのカプセルに入っている(またはそれよりもチープな)ようなものがほとんどなのですが、昨年のクラッカーにはこんなものが入っていました。
携帯チェスセット。
プラスチックのまさにガチャポンおもちゃですが、なんだかかわいくて気に入ってしまい、キープしてます。
広げた状態で両手に乗るくらい。

ピースをボードの中にしまって折りたためば片手の平に乗るくらいの大きさです。

うちにはなぜかチェスセットが3つあり、ひとつは木製で、ボードに引き出しがついていてそこにピースが全てしまえるようになった優れもの。もうひとつはペルーのお土産でピースは陶製、ボードは木製。ボードをたたむと半円形になり、中にピースがしまえます。3つめはピースに磁石が仕込まれており、金属製のボードにぴったりくっつき、倒れたりしないようになっている、携帯に便利なものです。確か日本のコンビニで買ったんじゃなかったかな。
4つめのこれは小さくて軽くてまさに旅のお供にうってつけ。
でも電車の中でやったら酔いそうです、私。

大晦日の夜から年が明けて数時間はいつも家族でボードゲームをして過ごすのですが、今年はトランプで遊びました。日本ではやったことのないゲームで名前は忘れてしまったけれど、おもしろかったです。

ちなみにクリスマスクラッカーって?という方はこちらをご覧下さい⇒

Monday, 31 December 2012

大晦日

大晦日にはすき焼き。
これがウチの伝統になりつつあるみたいです。

これからすき焼きの準備をしつつ、このなんとも芳しく愛らしいマルメロでDulce de membrilloを作ります。あと数時間で2013年だというのに何をやっているのでしょうか、ワタクシ。でも大好きなマンチェゴを自家製のマルメロペーストと共に食べたい一心で作ります。

そして1年のうちで1番好きな大晦日とお正月を心ゆくまで楽しみたいと思います。

みなさまもどうかよいお年を。

Thursday, 2 February 2012

ウチのだご汁

肥後のだご汁、醤油味のおつゆでも作れますが、私は断然味噌仕立てが好きです。

本当はいりこだしが一番好きなんだけど、ここではいりこは手に入りにくく鰹削り節もまたネットで注文しないと手に入らないので、韓国製の昆布とか中国製の干ししいたけ(”自然”と主張しているものを選んで買うけど、どうなんだか)でだしをとることが多いです。
でも妹が送ってくれた無添加のだしパックや、地元の干しシイタケがある時はそちらを使って。
我が郷土、熊本の干ししいたけはさすが日本製、香りが上品。
中国製の大雑把な風味とはやはり違うなあって感動します。
またゆで鶏でとったストックがある時は鶏だしで作ってもこっくりしておいしい。

よく使う野菜は手に入りやすいポロ葱、かぼちゃ、にんじん、きのこ、さつまいもなど。
だご汁のだごは小麦粉に塩と水を入れてこねてしばらく休ませたら、手でひと口大くらいにちぎって入れます。
このこねる作業が私は大好きで、息子はちぎっていれる作業が好きなようです。

母特製の柚子胡椒を入れて、柚子の香りを楽しみながらはふはふって食べると、寒い時期はとてもあったまります。

これもまたコンフォートフードかな。

Friday, 30 December 2011

世界はぐるぐるまわってる

2011年もあと二日。
今だから言えるけれど、2010年がトラウマになりそうなほどろくなことのない年だっただけに、去年の今頃はようやく新しい年を迎えられる嬉しさでいっぱいで、例年以上に年末を満喫しておりました。

でも暗黒の(笑)2010年のおかげで今年は自分や世界やまわりを見つめなおすことができ、個人的には新しい世界が開けました。

陽が沈んで昇ってを繰り返し、時がめぐり、世界がまわるってほんとに有難いことですね。

2011年ありがとう。
このブログを読んで下さってる方々もありがとうございます。

どうぞよいお年を。
コヴェントガーデンのクリスマスツリー

Monday, 26 December 2011

暖冬のボクシングデイ

とくにそう決めたわけではないのですがクリスマスディナーは毎年茶助が作ってくれます。
大晦日やお正月が和の我が家だけに自然とそうなった感じです。
伝統的なクリスマスディナーは最初の2年ほどやっただけ。そのあとは毎年彼のインスピレーションのおもむくままに、その年その年で新しい料理をテーブルに並べてくれて、それが我が家のクリスマスの慣わしになりつつあります。

今年は塩漬けレモンと鶏のタジーン、ロックフォール抜きのロックフォールサラダ、胡桃と栗のケーキでした。
1ヶ月塩に漬けたレモンはなかったのでとりあえず一晩だけの即席のものでしたが、ほろほろの鶏がおいしくて。
ケーキだけはカメラにおさめました。
上からこうして見るとずいぶんごつく見える。
栗と胡桃がごろごろ入っていて、栗のピューレと生クリームがサンドしてあります。

クリスマスデイ翌日の本日はボクシングデイ。
この日は食べすぎた体を動かすため多くの人が外を歩きに出かけます。
我が家もほんの2時間ほどですが森を歩いてきました。
去年は一面の銀世界の中を歩いたっけ。
今日の森は道がどろどろ、羊が草を食む丘に出れば強風に吹きっさらされる、でも青空の見える天気でした。外は12、3度くらいはあったのではないかな。
まったく寒くなく、あれならコートもいらないくらいでした。
帰宅してケーキを。
横に添えられているのはコーヒーでも紅茶でもなく、ポート。(ポルトワイン)
このケーキのポイントは真ん中のクリームの上に振ってあるコーヒーパウダー。
これがあるのとないのとではかなり違っていたことでしょう。

Monday, 5 December 2011

初雪

朝起きたらお向かいの家々に雪がうっすらと積もっておりました。
ちょっぴり降るとすぐ溶けるので歩道がべちゃべちゃになり、滑りやすくなって困るのよね。そしてそれが翌朝凍ったりすると、もう外を歩くのが恐怖です。

でも今年は雪はなしかなって思っていたのでちょっと嬉しかったな。

今週の冬のうたも私の一番好きなLet It Snowにしました。
歌っているのはエラ・フィッツジェラルド。
彼女の伸びのよい声とややテンポの速い歌い方がこの曲にぴったり合っている気がします。

Thursday, 17 November 2011

鍋にしよう

久しぶりの青空、しばらくぶりの太陽。
ああ、太陽、会いたかったよ。
この国にいると太陽のありがたみを一段と感じます。

買い物に行こうとバスを待っていると、白髪が見事な女性に話しかけられました。

「今日は本当に素晴らしいお天気ね。来る日も来る日も曇り空で気が滅入ってしまいそうだったけど。」

日本人とイギリス人の共通点→天気の話が好き。

「本当にそうですね。もう1週間以上も続きましたよね。今日は太陽の光が浴びれてとても気持ちいいですね。」

「そう、なんだか元気が出るわよね!」

なんてやりとりをしていたら、もう1人初老の女性がやって来て、今度はいかに『改善された』『新しいバスサービス』のせいでサービスが低下したかの話が始まりました。

私はイギリスに来てからというもの、すっかりシニアシチズンが好きになりました。
別に前は嫌いだったというわけではないのですが、老人っていいな、好きだなと特に思ったことはなかったのです。
ゆとりのある対応とかユーモアだとかに教えられたり心を癒されてます。

さて、太陽は嬉しいけれど、晴れると夜の気温が低くなりますね。

ウチの男たち、今夜は鍋よ。
八百屋さんでりっぱな白菜を見つけたからね。
ちょうど豚のひき肉があるから肉団子と白菜の鍋にしよう。
お豆腐もネギも買ってきたからね。

Wednesday, 23 February 2011

マーマレード

冬になると出回るセヴィルオレンジでマーマレードを作りたいと、ずっと思っていました。
去年はその思いだけで終わってしまい、この冬こそは!と思いつつ早や2月も末。
このままでは今年も作らずに終わってしまいそうだったので、セヴィルオレンジとブラッドオレンジだけえいっ!とAbel&Coleで注文しておきました。(←追い込まれないとやらない性格)

そしてできました、セヴィルオレンジのマーマレード。
これ、、、自分で言うのもなんですが、、、
かなりおいしいです。笑

材料にも気を使いましたが、レシピがよかったのです。

Kitsch and Gooeyさんのレシピは、レモンを使わずブラッドオレンジを使うところ、ウィスキーをひと匙だけ加えるところが他と違っていて魅かれました。
大正解です。
ほどよい甘さとほろ苦さがジャムがあまり好きではない私にもちょうどよくて、これをトーストに塗って食べたいがために朝いそいそと起きちゃいました。
それからこのマーマレードにはオレンジの外皮(zestといいます)の部分だけを薄く切って入れたのでとってもなめらか。厚切りのピールがどっさり入ったタイプが苦手な方におすすめです。

6瓶できたのですが、このぶんだと思ったより早く食べ切ってしまいそう。

もう一回くらい作るか。

Friday, 18 February 2011

ゆず胡椒

母の手作りのゆず胡椒が届いたのは1月半ばを過ぎた頃。
送付されてからひと月以上も経っていたのであきらめかけていた頃だった。
大雪の混乱とクリスマスの混乱でイギリスをさまよっていたか、もしくは保管庫に置き去りになっていたのか。
とにかく無事対面できてとても嬉しかった。

いつだったか電話で母と話したときに ゆず胡椒が欲しいなあ と言ったら、ゆず胡椒なら手作りしているからそれを送ってあげると言うので、実はあんまり期待せずにお願いしたのだ。
それからしばらくして 送ったから という連絡があり、ちょうど里帰りしてその場に居合わせた妹からの便りには、こんなイラストが描いてあった。
完全防備で棒を持ち、おとなりのナオミツさんちにたわわに実るゆずをいただきに参上する母の図。

”たわわ” の部分は私の想像。
でもそんな新鮮なゆずから、上の鮮やかな橙色のゆず胡椒はこしらえられたわけなのだ。

蓋をひねると ぺこん と音がして、鼻を近づけるとなんともいえぬ香りが鼻腔をのぼる。
ひと匙すくってお味噌汁に入れると1メートル離れていても香ってきた。

地球の反対側からはるばるやってきて、この豊かな香りとほどよい辛味。

ゆず、すごいぞ。
母、ムチャスグラシアス。

Tuesday, 8 February 2011

ビーツとオレンジのサラダ

最近、努めて新しい野菜料理に取り組むようになりました。
といってもまだまだレパートリーは少なくて。

私の大好きな野菜のひとつ、ビーツ。
去年まではローストするのが一番好きな食べ方だったのですが、最近はこれがとても気に入ってます。
ビーツとオレンジのサラダです。
暮れのGuardianの特集で、Angela Hartnettが紹介していたレシピなのですが、確かあれとあれが入ってた・・と記憶をたどって作ってみたのが始まりです。
それが大当たり。
見た目もとても美しいサラダだったのですが、さわやかで、甘くて、くるみが香ばしくて、クレソンのぴりりが清々しく、絶妙の味。
上の画像ではいつものオレンジを、これもまた私の大好きな果物のブラッドオレンジに替えていただいてます。

今回レシピを探してみたら、、あった!
こちらにありました→アンジェラのレシピ
リンク先の画面をスクロールして見つけてくださいませ。

余談ですがアンジェラ・ハートネット、好きなんです。
さばさばしていて男前なのに、なーんかセクシー。
こういう女性に私は弱い。