Sunday 15 December 2013

キジとチョリソーの煮込み

本当はこのような感じになるはずのキジのポットローストですが、本のように余裕を持って二羽のキジを並べられるお鍋がうちには土鍋以外はないので、5リットルのステンレス鍋に身動きもできないようにおさまってもらいます。(だったら土鍋を使えばいいんだけどね、バザーで破格値で譲ってもらった新品同様の日本の土鍋をね、危ない目にあわす勇気がない。)
以前作った時はレシピに忠実に。今回は白ワインの代わりにドライベルモットを使い、レシピにはない人参やセロリもたっぷり加えて。まるでキャセロール。そうだ。これはもうキャセロールです。
デリで買ったおいしい生チョリソーが淡白なキジにうまみをプラス。

下ごしらえした材料を、鍋に入れて軽く煮立たせてから蓋をして140度のオーブンで2時間ローストするのですが、今日ひょんなことから節電にもなり、スローローストのようにキジがほろほろになるうまい方法を見つけました。
①1時間15分でいったんオーブンを止めます。
②鍋をオーブンに入れたまま、2時間41分の『ホビット 竜に奪われた王国』※を見に行きます。
③帰宅して(オーブンを止めてから約4時間後)オーブンの中の、不思議とまだアツアツの鍋をコンロで温め直したらできあがり。

※追記
この日曜日は朝ごはんをゆっくり食べてから、ゆったりとサンデーローストをこしらえるつもりでいたのに、「今日ホビットを見に行こう!」という急な提案で調理中の料理を残して行くことになり、電源はタイマーで勝手に切れてくれるからいいとはいえ、なんとなく心配で止めて出かけたのです。だけどこれが正解でした。1時間でオーブンを止めても同じようにやわらかく仕上がると思います。
ちなみに、息子が好きなので家族で見に行くピーター・ジャクソンのホビットシリーズ、長過ぎだとかつまらないとか言われているけれど(私もそれとは別にひっかかる部分はあるんだけど)長さの気にならない私はけっこう楽しみました。ドラゴンの声は人気のベネディクト・カンバーバッチ!ポッシュなアクセントで迫力ある声が必要→カンバーバッチだ!というキャスティングだったのだとしたら、よくわかります^^

レモンの木

ある日家に帰ってきたらレモンがベッドルームに。
ガーデナーズワールドに影響を受けた夫が、レモンの木なら私も喜ぶだろうと買って来たらしいのです。

空シリーズ


  夕焼けがきれいだと生きてるっていいなと思う。


Monday 9 December 2013

ややにくあつ

夏に義父の奥さんパティが分けてくれた植物。名前は知りません。
一株は屋外で、もう一株は室内で育ててます。
室内のは水やりを忘れるせいか、外で放置されているやつの方が生き生きしている。

houseleekと呼ばれる多肉植物が好きなのですが、これはややにくあつ系。
いくらにくあつ系でも、さすがに週1回はお水をあげないと枯れてしまうのだなと最近気づきました。

年末恒例、忘れちゃならないモレスキンの手帳を注文。
いい区切りだとつけ始めた日誌も来年で7年めになります。
前にも書きましたが、毎日ペンで記入しなきゃと思わないこと、なんでも(友達からの手紙、夫が唐突にくれるカードやメッセージ、息子がくれる誕生日のカード、買って嬉しかったもののレシート、もろもろの入場券に美術館のリーフレットなどなど)はさんだり貼ったりしちゃうこと、夢や希望を書くこと等々で飽きずにいられるようです。
今年はいつもの大きいサイズの他に手のひらサイズの1日1ページのものも買い、こちらは持ち歩いてやることリストや予定を記入するつもり。

Sunday 8 December 2013

夕映え

燃えるような、ドラマティックな夕焼けでした。

Friday 6 December 2013

衝動買い

本日のジャケ買い…ではなくパケ買い。
HOVISのクラッカーは少しナビスコのリッツっぽくサクサクしてます。
チョコレートはチャンネル4のドキュメンタリーで有名になったこの方のもの。
キューバからとシエラレオネから。
こちらは明日、仕事を終えてから食べる楽しみにとっておくのです。

余談ですが、先日の冷蔵庫事件のその後。。。
修理に来てくれたお兄さん、「こりゃもう新しいの買わないと駄目だね。大家さんには僕から話しておくよ。ところで、中の食品だけど、僕なら屋外に出しておくよ。その方が冷えるし。」と私が考えていたのと同じことを言ってくれたのでその晩は全部外に出しておきました。
翌朝確かめてみると、ミルクもバターもチーズもふつーに大丈夫だった〜(笑)
早速新しい冷蔵庫を手配してくれた大家さん、いえ、大家さま。大家大天使さまさま。
本当にありがとうございます。大事に使わせていただきます。

二色コロッケ

豚ひき肉入り丸コロッケ。 ぶさいくですが。
 こちらは先日の紫じゃがいもで。じゃがいもが嫌いな誰かさんのためにしっかり味付けしています。
もうひとつはローストかぼちゃのコロッケ。今年あちらこちらで見かけたクラウンプリンスという品種は、煮物にも合いそうなほくほくタイプ。きっとコロッケにしてやるばい!と思っていました。真ん中から半分に割って皮ごとローストし、くり抜いてからマッシュ。ココナッツオイルを加えてみました。さらにクミンシードを加えてもよかったかも。

さ、週末まであと少しだわ〜。

Thursday 28 November 2013

色とりどり

カスタードアップル。前から一度食べてみたかったのです。半分に切ってスプーンですくって食べるといいとのこと。
 エアルームトマト(heirloom tomatoes) と呼ばれる。最近ではスーパーでもよく見かけるようになりました。これはサラダにしよう。
カラフル人参。もともと人参はほとんどが紫だったらしいですが、この紫人参、中身は普通に人参色です。 こちらもサラダに、、それともローストしようか。
紫じゃがいも(Potato Bleu d'Artois)。どうしよ。コロッケにしようかな。息子もびっくりするかも。

でも実は常温でも平気な果物や野菜にかまっている場合ではぬあいのです。昨夜冷蔵庫が壊れてしまいました。ありがたいことに修理の人が夕方来てくれることになっていますが、タイミングの悪いことに食材を配達してもらったばかりでして、直らなかったら豆腐2丁と豚のひき肉、雉3羽を今日中に調理してしまわねばなりません。こんな時に限って乳製品も色々買っちゃったのに。とほほ。。寒いから屋外に出しておけば冷蔵庫の温度と変わらないんですけどね。
昨日電気に頼らない生活だなんだと書いたばっかりなのに、早速、電化製品の不調で困ってる。なんだか情けないわねえ。

Wednesday 27 November 2013

石釜オーブンで思う


去年か一昨年のことだったと思いますがリバーコテージのパン作りの本に、著者であり、ヒュー(Hugh Fearnley-Whittingstall)のTV番組にもちょいちょい出ていたパン職人のダンが石釜を手作りしよう!と、作り方/建て方を紹介しているのを読んだように記憶しています。イギリスに来て以来、つくづくと、どうしたらできるだけ物価や光熱費の値上がりに振り回されない生き方ができるかを考えずにおれず、なんというかそれが我が梅印家族としての目標というか”まんなかプリンシプル”なっているので、電気やガスがなくなっても料理ができる石釜を、自分の家を持つことができたら真っ先に建てるぞと立ち読みしながら心に誓いました。

Monday 18 November 2013

My Pick-Me-Up Films 1


ふうううう、、、とついつい深い溜め息が出てしまうような日が何日か続いたら、とりあえずWaldenを読み、それから小津映画をDVDプレーヤーにセットします。
何度見てもやっぱりコロコロと笑ってしまうし、ホロリと泣いてしまう。
そしてじいんとする。初めて見た時と変わらず度肝を抜かれ、DVDの箱を胸に抱きたくなるのです。

I heart Ozu and Late Spring.

通勤

徒歩20分の距離にある職場に公園を通って通勤する。
とはいえ足の遅い私が右、左、右、左と腰を意識した大股歩きで脇目もふらずにゴーッと歩いて(そんな早歩きをしている時、頭の中にはゴーッというオノマトペをはべらせながら進む自分のイメージがあるのだ)ようやくたたき出せる20分なので、普通に歩いていたら25分はかかる。しかもこんなに美しい紅葉の中を見とれずに通り抜けれるわけがなく、それで25分30秒。
小さい人影はよく見かける女性。そのいでたち、背中ににじみでる雰囲気から看護師さんか、または他の肉体労働をしている人ではないかと想像している。きっと、他人(ひと)のお世話をする人だ。
おはようございます、白スニーカーさん、とその後ろ姿を目で追いながら心の中でつぶやいたりしている。

Friday 25 October 2013

チェティナドマトンカレー

日曜日も開いているパン屋さんでパンを買おう!と出かけたある週末。
バスを乗り換えないと行けない場所にあるため、だったらいっそのことと散歩と運動も兼ねて歩いて行くことにしました。
スマホの地図がまったく役に立たなかったため予想以上の距離を歩くはめになったものの、途中で見つけたアンティークショップでは以前から欲しいなと思っていた型押しガラスのジャグを買うことができたし、カフェスペースのある古本屋さんをひやかしてみたりと徒歩ならではの楽しみを満喫しました。
しかしその日の金賞ハプニングは、歩き回ってペコペコになったお腹を満たすためとカラカラに乾いた喉をうるおすべく入った南インド料理のお店で食べた、このカレー。
安っぽいテーブルはともかく、そのテーブルに置かれた色あせた造花、ちょっと荒れ気味の壁、ガラーンと無人の店内に躊躇して、実はいったん踏み入れた足を引っ込めて店を出てしまった。
しかしドアの外まで漂ってくるスパイスの匂いにあらがえず、夫と二人うなずきあってテーブルのひとつに着席しました。
ちょっとぎこちない、しかし人の良さそうなウェイターが注文をとってくれ、まずは運ばれてきたビールを飲んで待つ。。。

匂いは嘘をつかなかったです。

16種類のスパイスをブレンドしたというこのチェティナドカレーはソースがさらりとしていて風味豊な羊肉はしっとり。ふんだんに使われたスパイスの複雑な味の中にもナッツの香ばしさが口に広がって、ふわっと軽いライスがカレーを引き立ててくれる。
実に、実に、うまい!!
これぞ私がお店に求める味。この感動が欲しかったのです。

二日酔い

BBCにもよく出演する歴史家の講演を聴きに行きました。
しかしその日1日仕事が尋常じゃない忙しさでへとへとに疲れていたのと、精神的にも右フックくらいまくった日で、ついワインをぐいぐい飲んでしまいました。
講演会場は大学。大学のバーで出されるプラスチックのコップになみなみと注がれた安酒を空きっ腹にがぶ飲み。
しかも最近、ワインにめっきり弱くなってしまった私。
いいわけないぞ。
講演の内容ほとんど覚えてない。とほほ。

画像は夫が翌朝、二日酔いで使い物にならない私のためにベッドルームまで運んで来てくれたもの。カモミールティーはインターネットで見つけた二日酔い対処法なのですが、いつもはあまり好きでないこのハーブがとてもおいしく感じられました。
これは意外な発見。本当に効きます、二日酔いにカモミールティー。
お試し下さい。

実はこのトレイの右横には、夫が作ってくれたメキシコ風朝食があるのですが、いつもの茶助の盛りつけとは思えない雑なよそい方なので、彼の名誉のためにも、えーっと、ジャンプで飛ばないと見れない設定にしようと思います。(結局載せる 笑)

Wednesday 16 October 2013

月餅 その2

すっかり忘れていたのですが、この後、ちゃんと見つけました卵の入った月餅。
なつかしい!

ノスタルジックな気分になりながら食べたせいかもしれないけど、おいしかったわあ。茶助も気に入っていたのは正直言って意外でした。もっと意外なことには息子も食べてた。
彼らが嫌いって言ったら独り占めしようと思っていたのに。
でも蓮の実(実なのか?)餡は甘すぎなくて、ちょうどいいよね。
また来年も買おう、卵入りの月餅。

Tuesday 15 October 2013

塩キャラメルジャム

レイチェル・クーの新刊My Little French Kitchenから塩キャラメルを作りました。ずっと前に記事にした市販のやつを買いに行く手もあるけど、こっちの方が簡単で安くできますし、自分で言っちゃいますが(レイチェルのおかげで)同じくらいおいしいです。
レイチェルは朝食のヨーグルトに入れるのが好きだということなので私も真似して食べてみました。

Wednesday 9 October 2013

冬籠りにそなえる

『アメリカン・ビューティー』の脚本を書いたアラン・ボールがクリエイターを務めたダークでファニーなHBOのテレビシリーズ『シックス・フィート・アンダー』。10年くらい前にアメリカの友人が第1シーズンのDVDセットを送ってくれて知ったこのドラマに当時、虜になっていました。第2シーズン以降も見たいと思いつつもなんのかんのと先延ばしになってしまっていたのですが、つい最近、全シーズンをおさめた完全ボックスセットを見つけて買ってしまいました!
実は1年前までボランティアしていたチャリティーショップに久しぶりに足を運んだら、£29.99で売られていたのです。ほんの少し迷ったけど、中古ながら外箱きれいだし、マネージャーがディスクに支障があったらいつでも返品していいよと言ってくれたし、契約しているレンタルサービスのLOVEFiLMでもHBOの作品はオンライン視聴できないし、なんといっても10年ぶりに念願成就するし、チャリティーに貢献することになるしで買わない手はないぞと~いうわけで、お持ち帰りしました。
今そのLOVEFiLMで、このドラマが出世作となったマイケル・C・ホールの主演するShow Timeの『デクスター』の続きを毎晩ちょっとずつ見ているところ。DexterNurse JackieTrue Bloodと同じで第3シーズンあたりから無料チャンネルで放映されなくなってしまった作品たち。『ナースジャッキー』の最新シリーズもDVD化されたら見たいし、第2シーズンまで見て数年経過してしまっている『ザ・ホワイトハウス』の続きもそのうち見たいし(これもLOVEFiLMならオンラインで全話見放題なのだ)、これからどんどん日が短くなるイギリスの秋冬に備えて室内娯楽の準備はばっちりといった感じ。
これじゃいったいいつ本を読むの?ってベッド脇のランプの横に積まれた本を横目で見て思わなくもないですけどね。
ちなみに過去5年間に見たイギリスのドラマの中で好きなのはCriminal Justice、The Tudors、The Hours、Misfits、Dirk Gentlyなどなど。
また、BBC4で第1&第2シーズンが放映され高い評価を得た、Borgenというデンマークの政治ドラマがかなりおもしろいです。第3シーズンは来年1月に放映が予定されているよう。
機会があったらごらん下さい。

Sunday 6 October 2013

夕暮れ



ある日、台所で夕食の片付けをしていてふと窓を見上げると、作られているさなかの綿菓子のようにふわんふわんとしたクリーム色の雲が。

洗い物をほっぽって夫婦二人で3階に上がり、雲の色が変わる様を飽きるまで眺めました。

秋の夕暮れは世界共通できれいです。

プラム

上から時計回りに、ヴィクトリア、グリーンゲージ、イエロー。
イギリスにはプラムの種類がいろいろある。
この他にダムズンという濃紫の小さめのプラムもぜひ載せたかったけれど、残念ながらスーパーには売っていなかった。

グリーンゲージは実がねっとりとしていて甘い。
この秋一番はまった果物で、ついいくつも食べてしまう。

家族写真

ウィンザーグレートパークにて。
義父夫婦と私たち3人。

Tuesday 17 September 2013

小皿

うちにはこれまで小皿というものがなかったのです。チャリティーショップで見つけた、アダムスのMing Jadeというグリーンがきれいな4枚以外は。

そしてそれが嬉しい。

だってこれから少しずつ増やしていけるもんね。

先週念願かなって中をのぞくことができたヴィンテージショップには小皿もいくらか置いてあり、ありがたいことに6枚揃っているものでさえも、1枚いくらでばら売りしてあったのです。
小皿なら気軽に色々違うものを集めて楽しめる。
クリーム色のウェッジウッド(パトリシアンというシリーズでした)と、ウィローパターン(Barratt's of Staffordshireというところのもの)のお皿を1枚ずつ買い求めました。



札によるとどちらも50年代とか60年代のものらしいけれど、そんなことどうでもいいや。どちらも£2.50くらいでした。

この秋ものすごくはまってしまい、毎日食べずにおれないヴィクトリアプラムやグリーンゲージ、またはダムズンをこれらのお皿にのせては、幸せ~な気分になってます。

Saturday 14 September 2013

乳白色ガラスの容器

もとは何が入っていたんでしょう?
というのも、プラスチックの蓋の裏に厚紙が付いていたからなんです(きれいではあったけど、さすがに捨てた)。ピーナッツバターなどの蓋はいつもそうですよね。ナッテラとかも。

レーズンとかサルタナを入れようかと思ってます。

ヴィンテージのカトラリー

ずっと気になっていたアンティークショップ、いつ見ても閉まっていたのですが今日通りかかったら幸運なことに開いていたのです。
デザートスプーンとデザートフォークを買いました。

もとの持ち主は80代のご夫婦なのだそう。結婚祝いに贈られたもので、特別な機会のためにとっておきましょうと大事に仕舞っていたらしいんだけど、結局一度も使わないまま時が過ぎて、引っ越しを機会に手放すことにしたらしいのです。

40歳

夫の誕生日、リクエストに応えて以下のメニューになりました。
  • ステーキと2種のソース
  • スイカのサラダ
  • オレンジケーキ
スイカのサラダは羊乳チーズか山羊乳チーズってことだったので、使ったのはマンチェゴ。でも作ってる途中で気づいたのですが、これにはフェタみたいなチーズが向いてたかも。マンチェゴじゃやや重すぎました。
ステーキ。分厚いやつが食べたかったのでお肉屋さんで2.5センチくらいに切ってもらいました。私はこれくらいの焼き加減が好み。写真ほどは赤くなかったですよ。
サルサソース
ピーナッツソース
本当はもっとなめらかなペースト状のソースにならないといけないんですが、ウチにはそうするための道具がないので胡麻も粒のままになってます。
以上、レシピはJamie's Americaから。

ケーキは知り合いのパティシエさんに作ってもらいました。オレンジとセモリナのアップサイドダウンケーキです。

私と同じ40代の仲間入りをした夫。
「ようやく年齢が僕に追いついてくれた。」
だそうです(笑)。

Sunday 8 September 2013

びっくり炊き


びっくり炊きした玄米。

浸水時間のいらないこの方法だと思い立ったらすぐに玄米を食べることができるので、本当に重宝しています。
水を多めにすると柔らかめになり、カサも白米のように増えます。でもプチプチ感はちゃんと残るの。
この時はオムライスにする為に炊いたので少なめの水で炊きました。

玄米大好き。

Welsh Guards


ウィンザー城にて。息子撮影。
胸ボタンが5列であること、襟元にポロネギのエンブレムがついていること、帽子に白・緑・白の飾りがついていることなどから彼らが近衛歩兵第5連隊(Welsh Guards)に属していることがわかります。襟が黒いのが下士官で黄色いのが士官ではないかと推測しています。(違っていたらおしえて下さいね)  蛇足ではありますが、近衛師団で士官に就くのは間違いなくアッパークラスの出の人なんだそうです。いかにもイギリスらしくないですか?
近衛師団はれっきとした兵隊で、お城の警備の任務を数ヶ月勤めたら、次は戦場に6ヶ月などということも。
今日観光客が横に立って記念写真を撮っている赤いユニフォームのガードが、明日はアフガニスタンの前線へ赴く、または逆に戦地で悲惨な状況をくぐり抜けてきたばかり、などということも普通にありえることなのですね。