それが時代もライフスタイルもすっかり変わって、映画もテレビ番組も、NetflixやAmazon Prime Instantといった契約しているVODサービスを利用するか、BBCのiPlayerで見たいものを見たい時にという感じ。これは以前にもここに書きました。こういったサービスのおかげでDVDを買う事もなくなりました。まだまだレンタルでストリームすることのできない日本のドラマや映画を別にすれば(外国にいながら日本のアマゾンを利用してそれができたらどんなにいいでしょう!)それ以外のたいていの作品、例えばNetflixでも NowTVでも見つからない作品はAmazon Prime Instantでレンタルするか購入してしまえば、ログインさえすればいつでも見れるのですから。購入した場合もダウンロードせずともよく、デバイスのメモリを取られる事もありません。
これだけ便利なのですからイギリスのDVD市場が瀕死の状態なのも時代の流れとしか言いようがありません。
その流れで言えば、とくに音楽は映像よりも前からそれが普及しているのでCD市場もさらに縮小してゆくでしょうね。個人的にもジャック・ホワイトの新作以外でCDを買うことは、この先ないのではないかと思います。自分のものにしたいアルバムはAmazon Music Appを使って有料でMP3をストリーム又はダウンロードし、広告が入っても順番がバラバラでもとにかく聴ければいいというのであれば、Spotifyの無料アプリで聴き放題。
本もそうなっていきそうです。近いうちにKindle Paperwhiteを入手する予定なので、古本あさりをするのも減ってゆくことでしょう。私の場合ほとんどの読み物は、一度最後のページまでたどり着いたら読み返すことはないのです。ただ、この先もずっと何度も手に取りたくなるであろう本はやはり紙がいいなと思います。
私は村上春樹さんと同じで(などと図々しくも国際的作家を引き合いに出す)新聞はあまり読まなくて、朝から気が向いたらBBCのRadio4を聴く程度。夫はほぼ毎日The Guardianをオンラインで読むので、時事ニュースはたいてい夫経由で聞きかじり。
新聞の記事を読むスタミナがない私は、興味がもてるネタというか、food for thoughtを提供してくれつつ読みやすい、ほぼ日やハフィントンポストをちょくちょく読んでます。