Saturday, 25 July 2009

宝物

よくこのブログに遊びに来てくださるジャスミンさんのブログを読んでいたら整理整頓のことが書かれていました。
夜中の2時まで片付け!?でもその気持ちわかります。

私はポーッとした超マイペースタイプのAB型水瓶座申年の土曜日生まれですが(聞いてないですか?ああそうですかっ)、整理整頓は比較的する方です。
する方というか、あるべきところにあるものがないと心中的にギズモがグレムリン化します。
キッチンのスパイス&ハーブ類を収納する棚を例にとると、


茶助:ねえ、セージはあったかな?
梅*:パセリの容器の後ろにあるよ。使ったらもとの場所に戻しておいてね。
    サイモン&ガーファンクル順になってるから。
茶助:サイモン・・・what?
梅*:I'm going to Scarborough Fair...Parsley, sage, rosemary and thyme.
    セージはパセリとローズマリーのあ・い・だ。
茶助:・・・・・・・・・。


って感じです。

写真の整理も好きで、貼って透明シートで覆うあのタイプのアルバムを使います。
例えば、雲仙旅行に行ったら、その時取った画像でよく撮れているもの、気に入ったものをプリントし、(私はフォトショップでプリントしてもらう方が好きです。やっぱりできあがりの画質が違うので)time orderでアルバムに貼っていきます。
アルバムは100円ショップで手に入れていました。A4の半分くらいの、1ページに写真が1枚しか貼れないような小さいものを選ぶと個々の写真が引き立ちます。
scrapbookingほど凝らなくてもいいから、カラーペーパーを手で千切ったもの(はさみで切るより味が出る)に一言書いて添えたり、お買い物のレシートや入場券を一緒に綴じこんだりします。
アルバムが台紙を増やせるタイプであればいいのですが、そうでない場合、中途半端に数冊に分けるより思い切って写真をさらに厳選して1冊か2冊にまとめます。
余った写真は思い切って処分するか、取っておいて、それらが溜まってきたら”番外編”を作ります。
”九州旅行2005~2007番外編” とか。
デジカメはプリントするのにも無駄がなくてとてもいいですね~。
画像は必ずCDに焼きます。こうしておくと思い出深いショットを安全に保存しておけるので。
プリントして人にあげることもできるし。欲しい人にはCDをコピーしてそのままあげてもいいし。
こうして作ったアルバム、けっこう好評です。

しかし。
今でこそこんなマメなことをしている私ですが、以前は写真は撮りっぱなしか、袋に入れっぱなしか、テキトーにポケットアルバムにいれてました。
そして中途半端にページが余ったりたりしてたんだ、これが。

変わったきっかけは、息子の卒園祝いに保育園からいただいたアルバムでした。
このアルバム、印刷ではないのですよ。
園児一人一人の写真を先生が数年分撮りだめていてくれて、ひとつひとつ担任の先生が手作りして下さるのです。
年長組の担任の先生は、このアルバム制作のため、卒園が近づいてくると夜もろくに寝ないのだとか。
それもそのはず、その内容といったら、普段の生活、行事の時、様々なシーンとらえた何十枚という写真を一枚一枚切り抜いてレイアウトしてあり、シールやスタンプやコメント付きふきだしでデコレートしてあるのです。
2~3cmくらいの分厚い、大きなアルバムいっぱいに。
そしてアルバムの表と裏表紙には私と息子が共同で描いた絵がラミネート加工して貼られていました。

なんという心のこもった贈り物でしょう。
感動するとともに正直、ここまでしてくれるのかと驚きました。
とくに昼寝時間になっかなか寝ないことで有名だった麻呂の寝顔のショットの横に

”この一枚を撮るのに何日かかったことか!”

と先生のコメントがあって思わず噴出しつつも、その苦労がうかがえて、じ~んとしました。
子供達にも負けないくらいエネルギッシュで、怒る時には自分の子供を怒るように叱ってくれ(そこが好きなんです)、他人の子供なのに愛情もって接してくれた(いや、愛着というべきか)息子の担任、T先生は今でも私の中で大好きな先生の一人です。
そしてそのアルバムは麻呂が大きくなって自立する時まで私の宝物なのです。

2 comments:

酔っ払いRomy said...

Scarborough Fair。。。わかりますっ!今ハミングしてます!
そういうあなたがス・キ☆
(今ジャポンは3amでちょっと飲んでます、スイマセン)

梅*(Ume) said...

>酔っ払い女(笑)
こちらは今日曜の午後1時半ですけど、まだ寝てたりしてます?
『卒業』見ました?ペーパーバックを講読の時間に読んで、先生が映画も見せてくれたのですが、好きだったなあ。
S&Gの歌がぴったりで。