イギリスなら築500年の家に人が住んでいることもままあるようですが、私達が借りている家も築100年は軽ーく経っているよう。
普通です。逆に新築の家が滅多ににないらしいですから。
中産階級のお金持ち達が住む「ほほぉ~っ」とため息が出るようなお屋敷が立ち並ぶこのエリアで、この崩れかけたようなテラスハウスは、まるでニコール・キッドマンのおしりに虫刺されの跡がケアされないまま残ってしまったようなものです・・・・・なんてね。言いすぎ?
なにしろ古いんです、色々。
愛情をもってケアされて来た家とは言い難いのです。
地下なんかもありまして、3ヶ月に1度検針に来るガスマンは、リビングにある地下への扉を開き、暗い階段を下りてmuddy(どろどろ)でかび臭い中をメーターまで行かなければなりません。
どろどろになった靴でカーペットを歩かれてはたまらないので新聞紙を敷いておくのですが、ガスマン達は検針を終え地上に戻ってくると、いつもその上をhop jumpしてドアまで行ってくれます。
新聞敷いて置いてくれてありがとうとお礼を言ってくれるので、
こちらこそお気遣いありがとう、地下は泥だらけだったでしょう?と言うと
”Yeah, it was horrible!!”(うん、ひどかったよ!)
と正直に感想を述べて去っていきます。
ほんとに気の毒だ。
私だったら例え仕事でも絶対いやです。
だってもしその家の住人がたまたまサイコで、地下に降りたら扉をパタンと閉められて監禁・・・泣こうが叫ぼうが誰にも聞こえず・・・なんてことになったらどうします?
ぶるるるるrrr。
なんてことを考えながら本日は自宅でPCとお弁当を開きながらお昼をいただきました。
冷たく冷やしたラタトゥイユ、コーンミールブレッド、ぶどう。
このコーンミールブレッドは中島デコさんのレシピで作ったもの。卵も砂糖も使ってません。
材料を混ぜて型に入れてオーブンにポンと入れるだけ。
ここのオーブンのくせがようやくわかってきたので最近失敗なく使えてます。
ポケッとしてるのでこういうのを習得するのにも時間かかるようですね、私。
ところで先日、おつかいから帰った茶助が、
「こんなものにウチの敷居をまたがせる日が来るとはな!!」
とさも汚らわしいと言った感じで何かを”つまんで”います。
それがこれ↓
とあるrightwingのタブロイド誌です。
バリバリのleftwingerの茶助がこんな買い物をしたそのわけはコレ↓
茶助曰く"disgusting rightwing tabloid"のTVCMを見た麻呂がこの付録に目をキラキラさせて「欲しい」とうったえていたからなのです。
・・・ほんとに買ってくるとは思わなかった。あの茶助がよくぞ信念を曲げたものです。
せっかく買ったのだからとパラパラっと中と見ると、おやまあ、この新聞によると、地球温暖化は起こってないことになってました。
言論の自由にもほどがある気がしますけど。
というわけで、付録を麻呂に与えてあとはサッサとペーパーリサイクルボックス行きとなりました。
2 comments:
right wing(右派)のタブロイド誌てあまり
良くない新聞ですか?イギリスの事は知らないからなあ~
でもよく信念を曲げて買ってあげた茶助さん、偉い!!
麻呂ちゃんからの株が上がったこと間違い無しですね♪
イギリスは確かに建物は古い所が多いですよね!!
お金を貯めて遊びに行きた~い♪
>ジャスミンさん
politicalなことは私もよくわからないですが、タブロイド誌は紙の無駄、資源の無駄というのが私の個人的な意見でございます、ハイ。
私はお金を貯めてまずケニアかタンザニアに行きたいです~。
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