Monday, 16 August 2010

ヤローども

ある日の食卓。
何の話題からそうなったのか思い出せないのですが、茶助が何かジェスチャーで示したのを
「何よそれ。」
と半ば退屈して言った私に
「銃にサイレンサーを装着するところだよ。」
とあきれて言う彼。
「知るわけないでしょ、そんなの。」
とフンとする私。
「女はこれだからな。男なら誰だって知ってるよ。麻呂でさえ知ってるって。」
「知るわけな・い・で・す。そんな風に育ててないんだから。」
そこにタイミングよく現れる息子。
「麻呂、これなんだ?」
と私にしたのと同じジェスチャーをする夫。

「サイレンサー。」

・・・・・・。
絶句。

答えたね?
まるで1+1は2に決まってんじゃんって感じであっさりと。

勝ち誇ったように私を見る野郎その①。
白けた顔の野郎その②。

なんでそんなこと知ってんでしょうか、その②ってば?
このつぶや記のように私の主義でこう育ててきたはずなのに。

オスというのはそういう生き物なのかな。

ふと、故・アンソニー・ミンゲラの"Cold Mountain"でのこのシーンを思い出しました。
Rubyの台詞が胸をつく。

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