リックやゴードンがBBCやChannel4のために東南アジアを回るときなんかわりと軽く流されてしまうけれど、マレーシアにはおいしい食べ物がたっくさんあるのです。
マレーシア料理の中で私がとっても気に入ってしょっちゅう食べていたものついて書きたいと思います。
まずはNasi lemak。mamak stallに行くとココナツライスにゆで卵、じゃこみたいな塩辛いアンチョビとサンバルというチリソースをバナナの葉や防水加工のわら半紙みたいなものに包んでテーブルに置いてあります。Roti canaiは作るところを見るのも楽しい、mamak stall版パンケーキ。私はナンやチャパティよりも断然好きです。ダルやカレーソースにディップして食べます。卵入りもあったけど、私はもっぱらプレーン派でした。Roti canaiがパンケーキならMurtabakはお好み焼きとでもいいましょうか。どれも濃い紅茶に生姜と練乳のたっぷり入ったTeh haliaやライム入りのTeh o limauをともに注文するのが私の定番でした。
とここまで書いてなんだかエネルギー消耗してしまった。
昔のこと思い出すのってけっこう頭使うのね、きっと。
続きはまた今度にすることにします。
クアラルンプールでは華僑のボスの経営する老舗中華料理店で、日本人顧客向けのマネージャーとして働いていました。とはいえ普通話も広東語も話せない日本人の小娘を雇おうなんていうボスの意向がスタッフには理解しがたかったらしく、受け入れてもらうには少し時間がかかりました。
まあいろいろとあり、すんなり溶け込めたとは言い難いのですが、月日とともに、また、ちょっぴりながらも広東語がわかるようになってくると、もともと人の善い彼らはだんだんと心を開いてくれるようになりました。言葉がわかるから目の前で批判を言われることもなくなり(みんな悪意はない。頭に浮んだこと口に出してるだけ)、逆に言葉のハンデのある私をかばってくれることが増えてきました。
当初の支配人は夜逃げして姿をくらまし、後任の支配人も夜逃げし、それ以後支配人に抜擢された人たちは厳しい人が多かったけど、私の立場に理解を示し、いろいろサポートしてくれました。
でもやっぱり海外生活する上で言葉や文化を理解するってとても大事なことだ、とこの経験から学んだと思います。
当時私はボスの所有する、イギリス植民地時代の面影の残る建物の2階のひと部屋に住んでいたのですが、キッチンはなかったのでマレーシア生活のほぼ5年間を外食で過ごしました。マレーシアにはアジアの多くの国々と同様、安くておいしい店が外にたくさんあるので私と同じような人はローカルでも外国人でも少なくなかったに違いありません。
4 comments:
梅*さん、こんにちは。
しんさん(夫)です。
マレーシアに随分長くいらっしゃったのですね、羨ましいです。
僕も学生の間、何度かマレーシアに旅行で行った事があったので(といっても、タマンヌガラとか、ボルネオのキナバル山とか、
東海岸の離島とか、そんな所ばかりでしたが(笑))、ブログを拝見しながら、懐かしさがこみ上げてきました。
KLのチャイナタウンにはよく行きました。何を食べても美味しかったのを覚えています。
そんな中、当時僕が一番よく食べていたのが「アイス・カチャン」。一日3回くらいは食べてたような(笑)。
また、あちらに行ったら是非食べてみたいです。
しんさん(夫)さん
私もアイス・カチャン好きでした!
1日3回、無理もないです。
本当に美味しいですよね。
ボルネオ、タマンヌガラ、私が行きたいところばかり。もっといろいろな所をまわっておけばよかったなと後々になって悔やみました。今度マレーシアを訪れたら必ずやボルネオの土を踏みたいです。
梅さん、マレーシアに住んでいらしたとは、驚きです。
インドに行くときいつも乗り継ぎをしていて、空港の窓の外の景色が魅力的で。
いつかこの国にも、行ってみたいな〜って思っていました。
mimiromiさん
も~かれこれ15年くらい前です。
ぜひ行ってみて下さい。
人も食べ物も多様で、屋台料理やフルーツがおいしくって、フレンドリーで明るい国民性、mimiromiさんきっと気に入るんじゃないかと思います。
私もインド、いつか行ってみたいなー。どこがおすすめか、今度教えて下さいね。
それにしても承認+レスが遅くなってごめんなさい。
最近Bloggerのコメント機能がおかしくって。勝手にスパムボックスに入ってたり、通知メールがこなかったり。。。
気づいてよかった。
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