Monday 13 June 2011

ななほしてんとう

うちの猫の額ほどのバックヤードにはさらに小さい子猫の額サイズの植物を植えられるスペースがあります。(誰かが無理やり土を持ち込んだ感じです)
陽当たりが十分でないのか土の質が悪いのかまたはその両方か、そこで何を育ててもいまいちだったのですが、今年は紫陽花も薔薇もホームセンターで買った一見雑草にしか見えない”草”も、ぐーーーんと背が伸びてびっくりしています。
ここに越してきた年に義父が買ってくれた薔薇は、冬の間不届き者によって枝を折られるというむごい目にあったにもかかわらず(窓とドアの工事に来た人が、外した古いドアを薔薇と紫陽花の上にのっけて放置 涙)例年になく早く蕾をつけ、今はこんなにまで大きくなりました。
こんなに早くから蕾をつけたのも、こんなにりっぱな蕾がついたのも、初めてなんです。
ほら、こんなに美しい!(大興奮!笑)
しかし一番小さい蕾はあぶらむしのターゲットになりがちで、ちょっと困ってました。

先日のこと、ふと地面に目をやると、この方がひっそりとたたずんでました。
ななほしテントウさまです。
ついに、ついに我が家にも救世主が!
一度はネットで購入することさえ考えたななほしテントウさま。

ならばぜひあぶらむしを・・・と薔薇の蕾を見ると、一匹もついていない。
そうか、すでにブルドーザーのごとく食べてくれたんですね。

そういえば少し前に洗濯物にてんとうむしの幼虫がついていたっけ。
ladybirdにもいろいろいて、益虫とは限らなくて、植物にとっては害虫になる種類もいるのですが(息子情報)、ななほしテントウはあぶらむしを食べてくれる種類なのです。
イギリスで見るものはごらんのように斑点が小さめなのですが、ちゃんと七つあります。

殺虫剤なんて使わなくてよかった、自然にまかせておいてよかったーと、嬉しくなった日常のひとコマでした。

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