Sunday 24 April 2011

イースターホリデー

観光客でいっぱいのロンドンへ行ってきました。

どこにいても、聞こえてくるのは英語以外の言語ばかり。
イタリア語やスペイン語、たま~にドイツ語。
でも一番多かったのはフランス語だったように思います。ホテルでもエレベーターで乗り合わせた宿泊客たちが発するのはたいていフランス語でした。

2日目のランチはBorough Marketへ。今回も予想通り混んでおりました。
でも人の少ない市場なんて活気がなくて淋しいから、これくらいがいいのです。
さて、私が食べたのはこちら。
Wild boa、猪肉ソーセージのサンドイッチです。
茶助がラージサイズの方を注文したのでかなり大きめ。
chocolatyなイタリアンコーヒーとmeatyなランチでかなり満腹に。

今回も足がパンパンになるほど歩き回り、あっちこっち見てまわりましたが、一番よかったのはロンドン博物館!あまり知られていないのか優先順位が低いのか不思議なほど空いていて、でも展示物などは充実していてとても面白かったです。歴史好きな方におすすめします。
次はぜひ、分館のドックランズ博物館に行こう。

さて、今年のイースターも息子は我が家のしきたり(??)にのっとり、大きなイースターエッグを頭突きで割ってくれました。
チョコの箱に付いているタグにはこんな言葉が。。。
確かにかなり硬かった。(←自分でもheadbuttしてみた)

それではみなさま、Happy Easter.

Friday 15 April 2011

オートミール

Scottish Porridge Oatsとして売られているから多くの人はお粥にして食べるのでしょう、きっと。
あるいはシリアルとしてドライフルーツやナッツなどと共に食するのかな。

私はとくに使い道も考えず、なんとなく買ってしまいました、1キロもの、いわゆる”オートミール”ってやつ。
調理しやすく挽いてあるオーツ麦です。

なかなか減らなかったのですが、最近はまってます。

まずはハンバーグにパン粉の代わりに入れてみたけど、あれ?
普通にふっくらおいしいじゃないの。
オートミールは全粒ですからパンを使うよりいいかも。

次はチョコチップのスコーンに入れてみた。
ザクザクな食感になるかと思ったけれどオーツは意外とその存在感を消すのがうまかった。

キクイモ+コールラビ+ほうれん草のグラタンのトッピングとして。
これはとてもとてもおいしかった!

ある日、バターナットかぼちゃを使いたくて料理し始めたはいいが、気まぐれでできてしまった一品。
バターナット+ほうれん草+チョリソーのトマトソースグラタンのトッピングとして。
とても濃い味付けになってしまった。

かなり使ったつもりだけどまだこんなにあります。
ハンバーグに入れるのと、グラタンのトッピングにするのが一番気に入りました。

キクイモ(Jurusalem artichoke)グラタンはもともとJerusalem artichoke and nettle gratinなのですが、うちにある野菜を使ったので材料は多少違っています。
このページの一番下に紹介しているRiver Cottage Everydayからのレシピです。
こちらのサイトでもレシピが見れますよ。

Wednesday 6 April 2011

私のキッチンソング

お酒をちょいちょい飲みつつお料理するのって本当に楽しい。
最高にリラックスできるひとときです。

そしてそんな時間に好きな音楽は欠かせません。

シュープリームス。
なんだかなー・・って気分の時でもシュープリームスを聴くと世界がばら色に見えます。(笑)

かわいい、ダイアナ・ロス。

そしてエラ・フィッツジェラルド。

エラを聴いて明るい気持ちにならない日はないです、ほんと。

ニーナ・シモン。

この曲を流すと誰もが自然と一緒に口ずさむ。ほんとなんですってば。

エディット・ピアフ。
本当は目を閉じてじっくり聴きたい彼女の歌ですが、そんなことしたら指切っちゃいますからね。

タランティーノが西部劇を撮ったら、彼女のExodusという曲が合いそう。
個人的意見。

ハンニバル・レクターのキッチンソングはなんだろう?オペラか交響曲かな、たぶん。

チキンとバターナットマッシュのサンドイッチ

前回ロンドンに遊びに行った帰り、セント・パンクラス駅でサンドイッチを買いました。3人ともクタクタに疲れていたのでとにかくお腹を満たすものをと。
具は、私のがチキンとパンプキンとマンゴーチャツネで麻呂のはベーコンとドライトマト。
これが予想外においしかった。
そもそもチャツネやかぼちゃって甘みがあるから私にとっては不思議な組み合わせの具なのですが、これがチキンとすごく合っていたんです。
期待などしていなかった私と息子は思わず顔を見合わせてしまいました。
「お、い、し~い、これ!パンがおいしい。サンドイッチに大事なのはパンだったんだね。オレ今まで具だと思ってた。」
などと感動して一人前なことを言う息子に何か誇らしいような気持ちを感じて、ただのサンドイッチが思い出深い夕食になった一瞬でした。

しばらく前のことになりますが、上の画像はその時のサンドイッチの味を思い出しつつ、ローストしたチキンの残りと、マッシュしたバターナットかぼちゃと、いただきものの手作りのりんごのチャツネで作ったある日のランチ。
私的にはアリな味。
マンネリ化しがちなサンドイッチに新風を吹き込んでくれました。

Sunday 3 April 2011

ビーフとエールのシチュー

ステーク&エールパイから派生しました。
いろんなレシピを参考にしていつのまにか自分流に。
ブリスケットや煮込み用ステーキ肉を1KGに野菜をたーっぷり。スープストックは必ずしも使わずともいいかなと思います。旨みは材料からたっぷりでるのだからストックはいらない、いらない。
帰宅が6時を過ぎる日はこういう煮込み料理はとっても重宝。
温めるだけだから、お腹を空かせたかちれんぼう(方言かなあ?)達を待たすこともなく、晩ごはんに出来ます。
この量だと翌日にパスティにしてお弁当にしてもまだ余る。
よしよし、しめしめ、なメニューなのでありました。

ハギス

ハギスは羊の内臓、玉葱やオートミールをスパイスと共に動物の胃袋に詰めた、スコットランドの伝統料理・・・らしい。
茶助のお母さんはスコットランド人なので彼は子供の頃から年に一度は食べていたそうです。
先週末、そのハギスを使って茶助が夕食を作ってくれました。
ソーセージの親分みたいなのをオーブンで2時間蒸したもの。
ああ、そうか。スライスして食べるものだと思っていたらこうして食べるのか。
さつまいものマッシュ、ズッキーニとほうれん草のレモンソテーと共に。
うん、おいしーい。
意外だったのは息子も気に入った様子だったこと。

私たち二人がハギスを気に入って半分スコティッシュの夫はいたくご満悦のよう。
きっと義母も喜ぶことでしょう。