Sunday 16 October 2011

マレーシア風マトンのカレー

レシピはこちら
結構材料の数が多いです。家に在庫がないものもけっこうあったので、あるもので代用。
タマリンドはレモンで代用し、マカダミアナッツもなかったので省いて最後に粗挽きアーモンドを加え、ココナッツの果肉はおそらく甘みが欲しいのかな~と推測し、パームシュガー小匙1で代用(強引?)。それからうちはココナッツミルクは缶ではなくいつもココナッツ100%の固形のものを使うので、煮込むときは水のみ300ml投入し、火を止める15分前に刻んだ固形ココナッツ70gを加えてとろみをつけました。
長時間煮込むタイプのカレーのよいところは、こんな風にいじってもそれなりにおいしくできてしまうところ。
カレーは2日目が断然おいしい。翌日のお昼はバゲットとともにいただきました。

ところでイギリスでは仔牛の肉vealはbeefほど一般的ではないのに、羊になるとどうしてラムの方が断然ポピュラーなのでしょう?ほんと、どうして?マトンの方が匂いが強いとか、硬いとか、そういう理由なのでしょうか?

私の唯一のマトン体験はマレーシアで。仕事柄ほとんどの時間を中華系マレーシア人に囲まれて過ごしていたので、マトンは臭いという彼らの意見に洗脳されていた上に、ただ一度食べたマトンのカレーはパサパサしていてまた食べたいと思えるシロモノではありませんでした。

だけどマトンを料理してみたいと思うようになったきっかけは、ラム肉がポピュラーなこの国に来て自分でも料理してみて、ちょっと直接的な表現になりますが、子供(ラム)は食べるのに大人(マトン)は食べないというのはおかしいと思ったのでした。

というわけでどこかでマトンを買えないかと思っていたらAbel&Coleがあつかってくれるようになったので今回注文してみました。2.5キロもの肩肉まるごとは一瞬ひるむほどに大きく、さばくのに1時間くらいかかりました。3分の1ほどカレーに使ったので残りの3分の2はふたつにわけて、骨とともに冷凍庫へ。

ラムが平気な人はマトンだってきっと大丈夫だと思います。
やはりラムほど軟らかくはないので煮込み料理が向いているかな。。。
次はHugh F-Wのマトンと杏のシチューです、たぶん。

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