Thursday 23 June 2011

ぱちぱち、ジュッ

そうなのです、またほうれん草とレンズ豆のカレーなのです。
でも、もう見飽きたなんて言わないで下さい。
レシピではyellow mung lentilsを使うのですが、グリーン使ったり、ブラック使ったり、その時うちにあるpulseを使います。
今日のは黒レンズ豆です。
いつもと何が違うかというと、ごはんが梅型。
星型じゃないですよ。梅の抜き型を買ったので試してみたかったのです。
香ばしくローストしたアーモンドと胡桃を刻んでのっけてます。

このカレーを作っていて一番好きな瞬間はこれです。
Gheeとにんにくとクミンシードを火にかけて、にんにくがきつね色になるまでじっくり加熱するのですが、お鍋でグツグツとなっているカレーに最後の仕上げにこれを投入すると、”ジュッ”と音がしてそれはそれはよいにおいが漂うのです。
蓋をなくした小さな琺瑯の保存容器がこの作業にちょうどよい。
画像のようなエスプレッソメーカー用の小さな五徳はこんなときも便利です。

J.Oの食器

TefalのJamie Oliverラインの鍋やフライパン、彼が自身の料理番組でもしょっちゅう使うので見ていると欲しくなりますが、彼の商品、例えば食品や食器やマグなんかはあまり惹かれず買ったことはありませんでした。
しかしチャリティーショップで彼のボウルやお皿、6点セットで見つけてしまい。。。
こんなボウルやお皿があってもいいかもしれないと思って買ったのですが、いらなくなったらまたチャリティーショップに寄付すればいいし。6点で4.99ポンド也。
ちなみに、私と茶助が”ブティックグローサー”と呼んでいる八百屋さんにてイタリアンパセリがブーケみたいにたっぷりで70p、安さが売りだけどしょっちゅう計算間違える八百屋さんにて真っ赤で香りのよいトマトが1キロ99P。収穫多くてちょっと嬉し。

Monday 20 June 2011

1974年、リッチモンドにて

夕方、仕事帰りに買い物に出かけている茶助から電話がかかった。
カフスボタンがあるかどうか確認して欲しいと言う。
言われた通りに、左端の棚の中にしまってあるプラスチックの箱を開けて探して見たけれど、見当たらない。
「そっか。日本に置いてきちゃったか。残念。」

代わりにこんなものを見つけてしまった。
”Richmond 1974” と裏に記してあるその写真には、年下の義姉とまだ赤ん坊の茶助が写っている。茶助を抱いているのは彼の父方のおじいさんだ。
そして義姉を抱いて微笑んでいるこの美しい女性は・・・義母?
びっくりした。
今でもハンサムでセクシーな人だけれど、若いときからこんな美貌の女性だったのか。
彼女は定年で退職するまで病院で婦長さんをしていたのだけれど、患者さんからはDragon Ladyと呼ばれていたそうだ。
きっとテキパキとした仕事のできるナースだったに違いない。

で、茶助くん・・・なんか笑ってしまう。
そのままなんだもの(笑)

Sunday 19 June 2011

チポラータのサンドイッチ

チポラータソーセージと白キャベツのナツメグソテーを雑穀ロールにはさんだサンドイッチ。
ホットドッグと言ってもいいかもしれない。

ホットドッグ用に売っているやわらかいというよりはスカスカのパンが苦手です。それからお肉よりも添加物の多いソーセージも。
パンは日本のパンのようにもっちりとしたものは望めないけれど、全粒粉や雑穀入りの、いわゆるブラウンブレッドが豊富なのがイギリスの嬉しいところかも。
日本で主流のパリッとしたドイツスタイル(なのか??)のウィンナソーセージも恋しくなったりするけれど、イギリスのソーセージだってお肉の味がきちんとしてとってもおいしいです。

エネルギーがあって歩きたい気分のときは1時間ちょっと散策がてら森の中を歩いてファームショップまで行き、そこで作られたベーコンやギャモンやソーセージを買います。スーパーやお肉屋さんで買うよりもうんと安くておいしいのです。産みたて卵や地元産のチーズもいろいろあります。ベーコンなど、加熱してもほとんど縮まないの。これは水分が少ないからです。

でも普段はスーパーマーケットで調達します。
スーパーのものだってなかなか美味しいです。
私が好きでよく買うのはカンバーランドソーセージ、ポロねぎと玉葱入りソーセージ、それからこのチポラータです。
なるべくOutdoor bredのもの、オーガニックのものがいいですが、それほどはこだわってません。
でもイギリス産豚肉を使用していて、原料にお肉が80%以上使われているものをおすすめします。(だってね、イギリスのソーセージは美味しくないって我が同朋が断言してるの聞くとちょっと悲しくなるんです)
上のチポラータはわりと細めでシンプルな味のソーセージなのですが、97%がポークで、火の通りが早く外側がクリスピーになるのが気に入ってます。
加熱はオーブンがベストです。fan assistedのオーブンであれば200度で予熱し、175度に下げて30分程度、チポラータなら20分くらいで大丈夫。

Thursday 16 June 2011

コーンミールマフィン

粗挽き(coarse)のコーンミールで作ったマフィン。
本当はベーコンを入れるレシピなのですが、時間がなかったのでなしで。

夫は大のとうもろこし好きです。
とうもろこしが旬の夏、週に1度はオーブンでホイル焼きにしてバターを塗ったcorn on the cobを食卓に出したけど、まったく不平を言われないどころか毎回喜ばれました。
コーンミールでできたものも彼は大好き。
savouryなコーンブレッドに、マフィンに、ポレンタ。好きなだけあって、彼の作るポレンタはとってもおいしい。ちなみにクリスプスよりドリトス派。

それでいつからかコーンミールを常備するようになったのですが、これがあると便利です。
日本米、バスマティライス、タイ米、パスタ各種、小麦粉各種などをstaple foodとしてバラエティーに富む食卓をと心がけてはいますが、いまいち想像力も創造力も足りないんだわー。
そこでコーンミールの出番。

例えばタコス。私はケチなので、タコスセットなどお店で買うのを躊躇してしまいます。それに原材料を見ると添加物がけっこう入ってるので、ますます敬遠。

だけどある日、気持ちはもうタコスだったので、トルティヤのようなものを作ってみました。
意外にもなかなかいいんじゃない?ってものができました。
コーンミール細挽き(fine)と薄力粉を1:3の割合くらいで混ぜます。
あとはクリスピーピッツァの生地を作る要領でオリーブオイル適宜、塩少々、水を加えてこねたら休ませ、適当に切り分けて伸ばしてフライパンで焼きます。
冷めたら固くなるので焼いたら保温のためにもふきんにくるんでおきます。
市販のタコシェルは食べるときmessyになりがちですが、これなら手巻き寿司みたいに自分の好きなフィリングをまるっと包めるので食べやすい。
スパイスならその辺のスーパーより揃えているし、ドライハーブも主なものは常備してるからタコシーズニングも自分で調合。
うーん、ケチこそものの上手なれ?

ところでうちのコーン星人にも苦手なコーンディッシュがあるのです。
コーンポタージュ。
息子は大好きなのに。
こうも好みの違う人間が同じ屋根の下にいると食事を作る方は苦労いたします。

まさか

あれ、かーさん、そんなにたくさん茄子を買ってどうするの?
いくら感動するくらい安かったからって。

あ、ベシャメルソース作ってる。
挽肉炒めてミートソース作って、オーブン温めてる間に塩水に浸した茄子を焼いて・・・。
まさか、、、
ムサカですか。

そう、まさかのムサカよ。
茄子の下ごしらえ、ちゃんとするとそれだけおいしいね。
茄子が苦手な息子もこれだけは大好物。

Monday 13 June 2011

ななほしてんとう

うちの猫の額ほどのバックヤードにはさらに小さい子猫の額サイズの植物を植えられるスペースがあります。(誰かが無理やり土を持ち込んだ感じです)
陽当たりが十分でないのか土の質が悪いのかまたはその両方か、そこで何を育ててもいまいちだったのですが、今年は紫陽花も薔薇もホームセンターで買った一見雑草にしか見えない”草”も、ぐーーーんと背が伸びてびっくりしています。
ここに越してきた年に義父が買ってくれた薔薇は、冬の間不届き者によって枝を折られるというむごい目にあったにもかかわらず(窓とドアの工事に来た人が、外した古いドアを薔薇と紫陽花の上にのっけて放置 涙)例年になく早く蕾をつけ、今はこんなにまで大きくなりました。
こんなに早くから蕾をつけたのも、こんなにりっぱな蕾がついたのも、初めてなんです。
ほら、こんなに美しい!(大興奮!笑)
しかし一番小さい蕾はあぶらむしのターゲットになりがちで、ちょっと困ってました。

先日のこと、ふと地面に目をやると、この方がひっそりとたたずんでました。
ななほしテントウさまです。
ついに、ついに我が家にも救世主が!
一度はネットで購入することさえ考えたななほしテントウさま。

ならばぜひあぶらむしを・・・と薔薇の蕾を見ると、一匹もついていない。
そうか、すでにブルドーザーのごとく食べてくれたんですね。

そういえば少し前に洗濯物にてんとうむしの幼虫がついていたっけ。
ladybirdにもいろいろいて、益虫とは限らなくて、植物にとっては害虫になる種類もいるのですが(息子情報)、ななほしテントウはあぶらむしを食べてくれる種類なのです。
イギリスで見るものはごらんのように斑点が小さめなのですが、ちゃんと七つあります。

殺虫剤なんて使わなくてよかった、自然にまかせておいてよかったーと、嬉しくなった日常のひとコマでした。

Thursday 9 June 2011

もやもやカリカリするときは

去年日本に帰国してしまったお友達が私の見たかった邦画のDVDを3本も送ってくれて、嬉しくて踊ってしまった先週。
ル~ルル~♪

もうすでにそれぞれ2回ずつ見ちゃいました。

つい繰り返し見てしまう、一粒で何度もおいしい映画たち。
しかし何度も見てしまったのは最近、多忙&ストレスでもやもやカリカリしているからというのもあります。
大事です、もやもやカリカリをためないようにするのは。
おかげさまで今日はなんだか久しぶりにすっきりした気分です。

少し前になりますが、とても好きだったTVコマーシャル。

ついニヤリとしてしまう。

ガジェットバーにものっけてましたが、こちらも好きです。

個人的にオスカーあげたい。

あと少しで自由の身。
明日は明日の風が吹く。