Sunday, 21 August 2011

杏と林檎のスタッフィングのラムのロースト

ロアルド・ダ-ルのTales of Unexpectedという短編集の中にLamb to the Slaughterという一篇があります。
タイトルからも察せられる通り、サスペンスというかホラーというか、ちょっと怖いお話です。別れ話を持ち出された奥さんが夫を撲殺するのですが、その時に凶器となったのはleg of lamb。

で、ちょっと前に我が家の夕食の材料となったのはラムの胸肉。
脚や肩、ラック、ネックフィレ、ロイン、チョップ、ステーキ、シャンクとラム肉の色々なcuts(部位)を料理してきましたが、胸肉って珍しいのではないでしょうか?
こちらのレシピ(Storage&Preparationをクリックするとレシピが見れます)に従いまずは220度で(ファン付オーブンなら200度くらいがいいかも)30分焼き、150度に下げたら一旦取り出します。切った野菜(この日は義父の育てたじゃがいも、にんじん、セロリ。ナルトのように見えるのはchoggia beetrootです)をトレーに広げてその上にラムを乗せたらオーブンに戻しさらに1時間半。
おいしかったー。
美味しいしethicalだからお肉はできるだけオーガニックがいいけど、フトコロがなあ~っていうお宅(ウチだな、うん)にもラムの胸肉は経済的でおすすめです。

ところでTales of Unexpected、英語の勉強のひとつとして洋書が読みたいけど、Harry Potterだと難しいと言う人に以前よくすすめてました。ちょっと怖いけど読みやすいのよって。
私が個人的に一番怖かったのはthe Landlady。
ヒュ~と背筋が寒くなりました。

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