いつか行ってみたいなぁ・・と思っていたデヴォン州はアクスミンスターのRiver Cottage Canteenに行きました。
晩秋のショットではないんですよ。小雨の降る肌寒い日だったので通りを行き交う人はみなこのようないでたち。キャミソールにうすーいコットンのカーディガンだった私は寒かった。
Hughがたまたまいたりとかしないかなー、しないよねー、でもいたら嬉しい、いや、やっぱ緊張するからいて欲しくない・・などというフクザツな恋心を落ち着けつつ店内へ。
一歩入ると右側にデリのカウンターがあり、左側にはカフェのような感じにテーブルと椅子が並べられた食事スペースがありました。
さらに奥に進んで3メートルくらいの列の最後尾に並ぶと、スタッフの女性がやってきて「列に並んだばかりかしら?20分待ちくらいよ。」とにこやかに伝えてくれました。
デリスペースとキャンティーンの間には厨房があり、列の前に進んで行くに連れて厨房の中も見えてきて、いつもTVで見るTimの姿もしかと見ることができました。フロアーのスタッフが足りないのか、いつまでたっても運ばれていかない料理を前に何度も”Service, please!!!”と声を張り上げていた彼。さっと出て行って給仕のお手伝いしたいくらいだったなぁ。
キャンティーンの一番奥の席に通されて、見上げるとその日のメニューが壁に。
カジュアルな雰囲気の食堂で、私たちのように遠くから足を運んだお客さんもいたのでしょうが、ほぼ地元の人でいっぱいという感じでした。
私が注文したgrey mullet(ボラ?)のロースト。
チャッキーこと茶助と、オレサマこと麻呂が注文した塩漬け牛のロールパンサンド。
私のお魚料理についてくるはずのクスクスがついてなくて、声をかけたらずいぶん経ってから来ちゃったり、チャッキーとオレサマのSalt Beefがやや塩からすぎたりでしたが、私なんの不満もないのです。
チャッキーは「おいしかったけど感動するほどではなかったな。」と言っていましたが、それはちょっと勘違いというものではない?Canteenなのよ。食堂なのよ。ヒューなのよ。
ヘストンやゴードンのレストランじゃないんだから。
地元の新鮮な食材を使った、きちんと作られたお料理を出す安心して食べれるお店---それが私が求めていたものであり、River Cottage Canteenはその点、私の期待をまったく裏切らないお店でした。
アクスミンスターに行く前にLyme Regisで小雨にもめげず化石探しをしていたのですが、腹ごしらえがすんだのでまた化石探しへ。
雨は止んだとはいえまだ曇りで寒い海岸。
Lyme Regisはメリル・ストリ-プ主演の『フランス軍中尉の女』のロケ地にもなったんだとか。街灯がアンモナイトの形なのが微笑ましい。
それで化石は見つかったのかと気になっているみなさん、見つかりましたよ。貝殻とかそんなものですけど。私とチャッキーがよさそうな石を見つけ、化石博物館で入手したゴーグルを装着しトンカチを手に持ったオレサマが石を割るという共同作業でしたが、化石らしきものが入っていたのはオレサマが見つけた石だけでした。
そういえばまだ彼が小さかった頃に天草の島に化石発掘に行ったけど、あの時もそれらしきものが見つかったとうっすら記憶しております。
そんなことより、Lyme Regisの街並み、すごくかわいかったです。時間がなくてゆっくり見て回れなかったのがとても残念。次回行ったら二人には化石でも探してもらって私は一人でゆっくりお店をブラウジングというのがいいな。ほほほ。
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