あまり撮っていませんが、うろうろ中に撮った画像、ランダムにまいります。
訪れたのはヘンリー8世ゆかりのハンプトンコート宮殿。
朝10時半ごろ到着しランチも含めて午後4時半まで居ましたがそれでも全部は見きれませんでした。それでも私の感覚では急いだつもり。本当はもっと、絵画やタペストリーなどひとつひとつゆっくり見たかったけれど、親類とはいえ他の人に自分の趣味にお付き合してもらっているかと思うとそう没頭するわけにも。今回はヘンリー8世のアパートメント、キッチン、庭の散策に留めました。
素晴らしい建築や絵画の写真は他のサイトにおまかせするとして、私が撮ったのはこんなもの・・・。
宮殿内には雰囲気を出すために衣装をまとった役者さんたちがいますが、スタッフの一人に聞いた話によるとヘンリー8世を演じるこの役者さん(このベンチには観光中の一家が座っていたのですが、ヘンリー8世がおなりになったとおつきの者に追い払われておりました)は仕事を離れてもずっとヘンリーとして生活しているそうです。メソッドアクターなのね。
1768年に植えられたという世界最大の葡萄のつる(木)。
今でもたくさんの葡萄を実らせていました。
庭園内にあるダリア。ダリアは梅の次に好きな花なのです。
この宮殿についてはこちらのサイトも参考になると思います。興味のある方はどうぞ。
ところでハンプトンコート宮殿ではセントポール寺院(大聖堂)で有名なクリストファー・レンの手がけた建築もたくさん見ることができますが、ウィンザー城で知られるウィンザーの町中にも、彼が前任者から1689年に引き継いで設計したギルドホールあります。
この建物にまつわる茶助から聞いたエピソード。ちなみにもう3回は聞いたわよ(飽)。
この画像に写る部分は最初、外側をぐるりと囲む円柱のみで支えられていたそうです。しかし議会は、それだけでは十分に天井を支えられるはずがない、真ん中の部分にも柱を追加するべきだ、とレンに強く要求しました。
レンはしぶしぶこれを承諾したことでしょう。そしてまわりの柱のみで十分なのだという自分の設計の正しさを証明するためわざと柱を短くし、天井に触れないように建てました。
確かにこの画像に写る4本の円柱と天井との間にはギャップがあります。
それほどレンは天才だったんだといきまく(?)茶助。
確かにセントポール寺院は中も外も荘厳で美しかった。
ウィンザーにある薬局の店先に掲げられた王室御用達の紋章。フィリップ王子の服用するお薬なんかを届けているらしいです。
2 comments:
梅さん、こんにちは。
ヘンリー8世、結構良い味を出していますね〜。
日常すべてでなりきっているって、案外楽しそう。
でも、周りのものは大変そう(笑)。
mimiromiさん、こんにちは!
そうなんです。
例えプライベートな時間でもヘンリー役の人が通る時は”Your Highness”といってお辞儀するそうなんですよー。
私だったらそんな人がまわりにいたらちょっとめんどくさいかも 笑
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