昨日は英国の総選挙でした。
茶助はどの政党も支持する気になれないと言っていました。
「でもそういう考えの人が何もせずにいたからニック・グリフィンがEU議会選挙に当選するようなことが起こっちゃったんじゃないの?君みたいな人が10,000人いたら10,000票がほっぽかれた当選宝くじみたいなことになるんだよ。(ここ、本人もうまく説明できなていないのは自覚しております) つまり最悪なものを避けるためにも君の1票を有効利用するべきではないのか?」
などと、私より政治に1000倍詳しい殿方に向かって諭しを試みる私。
結局、職場の極右支持者の1票を無効にする為だけに投票することにしたらしく、郵便で投函していました。
選挙の結果はニュースの通りです。
「今日は何するの?」
といういつも通りの茶助の質問に
「荷物をまとめてイギリス出ます。」
と答えると、
「僕が帰るまで待っててくれる?」
冗談はさておき、さて、どうなることやら。
個人的に今日のハイポイントはこれとこれです。
緑の党が1席でも獲得したというのにはへえーっ!と思いました。
そしてイギリス国民党(BNP)、当然でしょう、この結果。
去年の欧州議会選挙でBNPが2議席も獲得した時、英各メディアは大騒ぎでした。
あるサイトでは
「誰しもに言論の自由という権利があるが、我々はファシストをこの対象の例外とする。」
と強い言葉で断定していました。
ニック・グリフィンに卵を投げつける人がいました。
例えBNPを支持していなくともこういったことに反感を持った人もいたかもしれません。
しかしある思想が人権を無視した極度に偏ったものであるとき、さらに罪もない人々に危害を及ぼす恐れが明白であるとき、その芽は育つ機会や繁殖する可能性を与えられるべきではないのではないでしょうか。ほんの7、80年前に何が起こったか、歴史を顧みればそれは明白なのでは?
今は誰も本気で相手にしていないし、脅威になりえるとは夢にも思わないとしても。
さ、それはおいといて、とりあえず目の前の問題は明日のお弁当をどうするかですよ。
昨日Abel&Coleからかなりの食料や生活用品を宅配してもらったので今日は買い物しないつもりだったのですが、少し買い足ししないといけないかなあ。。。
というわけでお昼ごはんを食べて出かけて参ります。
追記:自分で考えるのが面倒なので○○の中には好きな言葉を入れてください。
2 comments:
グリーンがついに席を獲得したのはすごいと思いましたが、同じ選挙区の候補の一人が "Citizens for Undead Rights and Equality"党所属。これってゾンビ党…。
でも61票も獲得してたんだから素晴らしい。(ちなみに党のサイトもこれまた笑えます。特にバナーがどっかでみたことあると思ったら…)
>るぅさん
使ってますねー、バナー(笑)
ゾンビ党があるのならヴァンパイア党があってもおかしくないですね。
D.Cameronの選挙区Witneyの候補者の1人、Aaron Barschakさんも53票と大健闘です。
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